Web出願世代


大学入学共通テストの出願始まる オンラインで10月3日まで | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20250916/k00/00m/040/094000c


大学入学共通テストも今年からオンラインでの出願になったとか。
公立高校入試のほうが先んじてウェブに移行していたのかとやや驚く。
これで高校入試も大学入試も(例外的なケースを除き)出願に関してはほぼすべてWebに移行し終わったということだろうか(他県の公立
高校入試のことを全部把握しているわけではないが、だいたいどこもWebに移行済みか移行の予定だろう)
つまり「入試はWebで出願するのが最初からずっと当たり前だった」という、紙の願書なんて見たことがないという世代がこれから大人になっていくということか。
時代はどんどん変わる。

昔話をすれば、私が受けたのは「大学入試センター試験」だったのだが(前から書いているように断じて「共通一次試験」ではない)、高校生のときはこれの出願のことを考えたこともなかった。
確か出願は当時も同じような時期だったとは思うのだが、高校が取りまとめて出願していて本人たちは何も考えなくても言われるままの流れ作業だった(高校がそのぶん大変だったということか)
だから今でも「出願した」というと私大入試や国公立大学の二次の出願のほうが思い出として残っているが、そういう思い出も今どきの子たちとは全く風景が違うだろう

そのむかしの1月ごろといえば、林町の小さな郵便局は学校帰りに寄って簡易書留で願書を出す北高生でごった返していた。
当時のあの混雑を思い返すと(小さいから余計に混んでいるように思ったわけだが)、すっかりウェブ出願に切り替わった今日は、あの頃と比べて郵便局もだいぶん取扱量が減ったんだろうなあと思う。

閑話休題。
大学入学共通テストの話題だった。
大学入学共通テストの前身だった大学入試センター試験についてはいくつか思い出話があるが、いつ書いてもいいような話なのでそのうち書くことにしよう。
暑い暑いと夏の続きをやっている間に(今日も暑い)今年もあと3か月半になっている。
早いものである。

 

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