入試の成績開示について

岐阜県の高校入試においては

調査書と学力検査の得点が

受検生(受験生)本人に開示されることになっているのは

ご存じのとおりです。

数年前だったでしょうか、新聞で報じられましたが、

飛騨地方の1人の不合格になった受験生が、

「納得いかない」と得点を聞きに行き、

その結果やはり納得いかないと中学校の先生に相談して

中学校の先生が高校に問い合わせたところ、

高校側のミスが発覚し、合格になったということが

ありました。

同じ岐阜県内の出来事ですので、

大変驚いたのを覚えています。

また、新聞報道によると、今春入試でも、

東濃地方の中学校で調査書の付け間違いが発覚し、

高校に訂正を申告した結果、

特色化選抜で不合格にされた生徒が

合格になったというケースがあったようです。

今度は高校側でなく中学校が間違えていたんですね。

そういえば去年、賢学塾生でも

2度も通知表の評定を付け間違えられた生徒がいました。

コンピューターで作るようになって

かえってミスが誘発されやすくなったのでしょうか。

 

 

不合格になったら、正直早く忘れたいですから

成績を聞きに行くなんて出来ないよ、という子のほうが

多いのではないかと思います。

私も、この塾にもし不合格の子がいたら

聞きに行け、とは言いにくいです。

でも、おかしいな、納得できないなと思ったら、

気力を振り絞って成績を聞きに行きましょう。

ひょっとすると、ということがあるかもしれません。

賢学塾からは今年も不合格者は出ていませんが、

今後もし不合格者が出るようなことがあったら

なるべく聞きに行くよう、勧めたいと思います。