紹介割引・特典はありません 2016
今年も受験生の最後の追い込みを支援しつつ、新しいお子さんを迎える準備を進める時期を過ごしております。このサイトも、新年度関係の話と入試情報が入り乱れて、ちょっと収拾がついていませんね。入試のことは別のサイトかブログを作ってやったほうがいいのかもしれませんが、過去に遡っていろいろ見たいときには、過去記事の蓄積もあるここがやはり便利なので、そのままにしておきましょう。
さて、例年のことですが、賢学塾にお問い合わせ、お申し込みをいただく方のお話を伺うと、今年もどこからか、何らかの形で弊塾の話を聞いてこられている方が多いように思います。他方、弊塾の地味な広告だけをご覧になって(熱心に内容をお読みいただいて)お声をかけていただく全くのご新規さまもいらっしゃいます。以前から気にかけていて、広告は毎回ご覧いただいているという方も・・・(弊塾では、春の広告は毎年書かさず出しております。過去の広告もこのサイトに掲載しています)。どちらの方々に対しても同じように、心から感謝申し上げます。
ご紹介等でお越しの方には、十数年前の卒業生(のご家族)からとか、中には残念ながら途中で退塾された方(の保護者さま)からお話を聞かれてという事例もございます。今年もそういったご案内、ご紹介等もあって、ここまで順調にお申し込みをいただいております。本当に感謝申し上げつつ、しかし賢学塾では「紹介による割引」及びそれと対をなす「紹介者への謝礼・特典」というものは一切行っておりません。こういった手法を善しとするか否かは価値判断の問題で、何が正しいかなどということを論じる資格は私にはありませんが、かつてある塾生にこれを是とするか否か問われたときには、私自身(すなわち賢学塾)の立場として、明確にNOと答えておきました。その姿勢は、今も変わりません。余所がどうあれ、賢学塾はそういう価値判断で動いています。紹介云々でお金をやりとりするなら、はじめからその分を料金から引いておけばよい、これが弊塾イコール私自身の立場です。あらかじめ高く設定した価格からスタートして、紹介されてきたから割引するとか、早く申し込んだから値引きするとかで「お得感」を出そうというのは、(塾に限らずどんな商売の営業活動でもごく当たり前の方法だということは分かっていますが)私個人の考えに合わないのです。そんなめんどくさいこと(と敢えて書いてしまいますが)に労力を割く暇があるなら、はじめから「これだけかかりますのでお願いします」と正直に書いて看板にかけておき、学習指導の方に専念していた方が、私の性に合っているというのもあります。賢学塾の受講料はそういう考え方によって決めております。
とまあ、どなたにも読まれそうにない堅苦しい文章をつらつらと書きましたのは、賢学塾をご紹介いただく方は、何の見返りもないのに、100%善意でこの塾をご紹介なさっているということをお伝えしたかったからです。本当にありがたいことです。そして私はそうしたみなさまからの善意に「お値段」などつけることはできません。これからも、この姿勢は変わることはないと思います。