今年もこの季節がやってきたんですね。
夜中、家に帰り着く頃に南天に輝くオリオン座を見ながら
そんな感慨に耽っています。
中3生たちの2学期末テストは終わりました。
いよいよ、これの出番です。
「賢者の石」
(岐阜県公立高校入試編別問題集)
本日、中3生たちに配布しました!
私の記憶が正しければ、去年より早く配布できたと思います。
かつて使っていた「パターン集」の頃と比べても
これまでで最も早いレベルかもしれません。
(大昔はもっと期末テストが遅かったというのもあるんですけどね)
「賢者の石」3年目の今年は
過去10年分、つまり2005年からこの春までの
岐阜県公立高校一般選抜&第一次選抜の問題を、
各教科の分野別・問題パターン別に編集しました。
去年まで毎年解決できずに課題として先送りされてきた
「国語問題の解答欄」の一部をめぐる技術的な困難も
今年は新たな手法の導入によってクリア(こう書くと大げさだなー)。
また編別の綴じ方もいわゆる「冊子綴じ」に変えて
より使いやすいものに仕上がったと自負しています。
思えば十数年前の開校してほどなくの頃から、
この時期に公立高校入試の編別過去問題集をこなすのは
賢学塾「高校入試対策」の定番メニュー。
2年前からは、さらに使いやすくボリュームのあるものを!
ということで「賢者の石」に変えました。
ウチの塾の卒業生なら
「パターン集」を懐かしく思い出す人も多いことでしょう。
入試の当日、これを持って行って自分を勇気づけた人も
結構いたはず。
ただ解いて答えを確認するのでなく、
間違いを徹底的に解き直して自分の弱点を見つめ直し、
問答してぼろぼろになるまでいろんなことを書き込んだ
自分の問題集というのは、
出来合いの参考書よりも、はるかに自分の「参考」になりますし
そこら辺のお守りよりも強力に自分を励ましてくれます。
今年も、彼らにとって入試の際の最強の「お守り」を作るため、
これから1か月余りの期間(人によってはさらにかかるんですが)
この「賢者の石」を材料に、
この塾のこの教室で彼らと1対1の格闘を繰り広げます。
「パターン集」の昔から数々のドラマ?を演出してきたこの問題集。
今年はどんなドラマが待っているでしょうか。