対策は続くよ

メインの2中学校の定期テストは終わったが、週明けからテストを迎える子たちもいる。
「対策は続くよー どーこまでもー」(どこまでもは続かない)といった体で、今日も定期テスト対策は継続中。
テストが終わった中3はテスト対策のため中断していた入試対策に昨日からもう切り替えている。

中3はそろそろのんびり息抜きしている時期ではなくなってきた。
日程が全体的に前倒しになっている昨今、この時期はもう事実上「冬期講習」期間に入っているようなものだ。
大垣市内の冬休みが昔より短い + 令和になって(平成の頃は12/23にあった)天皇誕生日(祝日)も移動してしまったという事情もある(ということは以前も書いたか)
冬休みの期間だけでなにかを完結させられるような日数は確保しづらいのだ。

冬期講習の主要な目的の変化もある。

中学校ではかつて冬休み明けに最後の実力テストを行い、それが最後の進路相談の参考資料となってきた。
しかし今や12月に最後の実力テストを行うのが普通になってきている。
その結果、少し前までの「最終回の実力テストを見据えた冬期講習」という図式はとうに崩れている。

岐阜新聞テストが中学校で行われて進路指導で支配的な力を持っていた遠い昔も「最終回の岐阜新聞テスト(1月)に向けての冬期講習」という位置づけだったから、私がこの仕事を始める前から数十年来続いてきた図式が今は崩れてきているということになる。
そう考えると感慨深い。
自分が中学生のときから続いてきた岐阜県公立高校受験界隈の風景の一つが崩れているのだから。
岐阜県高校受験学習塾業界研究家がいたら(そんな人はいないか)一つの画期として記録していることだろう。
というと大げさか。
まあ今も塾で冬休みの終わりや冬休み明けに模試(岐阜全県模試・岐阜模試・岐阜新聞テストその他諸々)を行い、その結果を塾の進路相談の参考としているところは普通にあるだろうが、それはそれぞれの塾の勝手ということで。

いまどきの中3の冬期講習は基本的には3月の入試本番と冬休み明けの学年末テストを睨んだもの。
冬期講習は3学期の入試直前対策の前座的内容に冬休み明けの学年末テスト対策が加わったものという感じにシフトしている(さきほど述べたように塾内で模試をやり、それを目標とさせている塾はそうでもないのかもしれない)
2学期に詰め込まれることになった中学校の実力テストに備えるという意味でも、夏期と冬期から始まる入試直前期への接続という意味でも、2学期の入試対策講習はますます重要になってきていると私は考えている。
夏期や冬期の講習はどこの塾も充実しているだろうが、開校以来2学期の土日ほぼすべて使って入試対策を充実させてきた弊塾にとっては腕の見せ所というか願ったり叶ったりの展開ではある。
まさに実りの秋、収穫の秋なのである。
・・・と気がつけば中3コースのことをアピールしているように読める投稿をしてしまったが、もう2025年度の中3生の募集は終了しているのであった(苦笑)。
(だから歳末無料お試し学習の案内も今後出していく冬期講習の案内も小5~中2の募集)
来年の中3に向けてのアピールということでいいか(そもそもここは宣伝ブログでもない雑記録のはずだが)

   

岐阜県大垣市の学習塾「賢学塾」です。