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おっ、定員が出たのかと思ったら

岐阜県教育委員会の入学者選抜のページ(日程、選抜概要、入学定員、出願者数、合格者数など)が「2025年10月15日更新」となっていたので一瞬「今年は来春入試の入学定員を出すのを少しだけだが早めたか」と思ったら、

リーフレット「WEB出願のご案内」 [PDFファイル/1.29MB](令和7年10月15日更新)

が更新されているだけのようだ、見落としがなければ。
出願手続きに関することに塾が絡むわけではないので私があれこれ書いても仕方がないのだが、このリーフレットについて
昨年度までと大きく変わった点はなさそうである。
リーフレットの中に「合格発表【 個人向け】 はこちら」という部分があるが、既報の通り2026年春入試からは各高校での掲示板の合格発表がなくなるので「個人向け」などと断りをつける意味があるのか、というのはふと思った。

件のサイト、入学定員の部分はまだ昨年のものが掲載されている。


令和7年度公立高等学校入学定員及び独自検査を含む選抜募集人員一覧 [PDFファイル/283KB](令和6年10月25日更新)

令和7年度公立高等学校入学定員について [PDFファイル/472KB](令和6年10月25日更新)

中学校等卒業予定者数並びに令和8年度県立高等学校(全日制)入学定員の地区別増減見込み [PDFファイル/135KB] (令和6年11月26日更新)


くり返しになるがこれらは昨年発表されたもの(今春・2025年春入試向けのもの)である(から字を小さめにしておいた)

昨年は2段目の入学定員の発表と一番上の独自検査の人数も示した一覧が同日に出たのを思い出した(以前は基本的にずれていた)
といっても定員の中での独自検査の割合は既に6月に出ている。
だから全体の定員が出れば独自検査の募集定員も計算すれば自ずと分かることだ。
出る日がずれていたり昨年のように同日だったりするのはあちら(県教委事務局)の作業上の問題だろうか。

昨年定員が出た2024年10月25日は月末最後の金曜日であった。
「同じような日」だったら2025年10月24日(金)ということになるが、「月末最後の金曜日」と考えると今年は10月末ぎりぎりの
2025年10月31日(金)に出る可能性もあるが果たしてどうか。
10月末までの発表を県教委は約束しているが、以前から書いているようにかつて10月半ばに出たこともあった(あの年だけと記憶しているから、間違えて出してしまった(フライングだった)のか、当時の担当者の気まぐれだったのかは分からない)
そうでなくても他県と比べ決して早いとは言えない発表日程である。
入試制度そのものや実施概要・独自検査の要件などとは異なり、定員に関してはちょっと早まったから何が変わるというものではないかもしれない。
が、いつも書いているがこういう入試関連の情報はできるだけ早く出してほしい。

それはさておき、上の3段目にあるような定員の増減見通しが昨年度に出ている。
改めて復習しておく。

2024年11月26日岐阜県教育委員会発表「中学校等卒業予定者数並びに令和8年度県立高等学校(全日制)入学定員の地区別増減見込み」から。 赤の取消線は学年が今年(2025年)と異なるため当方でつけた。

  

今の中3生がうけるのは2026年春入試、表の右側の「令和8年度」の入試である。
このうち岐阜地区・西濃地区を見ると

岐阜地区がどこかの高校で1~2クラス増える

西濃地区は全く変わらないか、どこかの高校で1クラス減るかもしれない

という見通しになっている。
増えるにしても減るにしてもどの高校で増減があるかで全体の状況に若干影響する可能性は排除できない。
いずれにしろ、県内どの地区も微調整の範囲のようだ。
数年後に間違いなくやってくるだろう嵐の前の静けさというところか。

   

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