自民党の新総裁が決まった
自民党の新総裁が決まった。
自民党の新総裁→自動的に新首相となったのは以前のことで、今の政治状況では国会の判断次第でそうはならない可能性も完全にないわけではないが、この与野党の状況ならまあ普通に自民党総裁が新首相となるのだろう。
初の女性首相となる。
衆議院議長も参議院議長も女性が就いたことがあるので、これで三権の長で女性が就いていないのは最高裁長官だけとなる。
そんな話も今度の授業でしておこう。
といって、ここで政治について論じたいのではない。
いちおう塾屋のサイトなので、学習との関わりを書きたい。
新首相が選出される臨時国会が(解散総選挙を伴わないので特別国会ではなく臨時国会である)まもなく召集されるはずだ。
そこで首相が指名され、その後 内閣が作られる。
いつもいっていることだが、その一連の流れをニュースで見ているか、見ていないかだけでも中3公民の学習はだいぶん変わってくるのである。
さらに新首相が近いうちに解散総選挙に打って出ることとなれば、生きた教材としての価値はますます高まる(といって「学習教材」となるために解散してほしいわけではない)。
今年は既に参議院選挙も行われており、私の忠告に従って7月にそれもきちんと見ている生徒なら、今度は衆参の違いも確認できるだろう。
公民はニュースに一番近い分野。
ニュースを知っている生徒と全く知らない生徒ですでにスタートラインがだいぶん違うのである。
新聞や地上波テレビのニュースどころかメディア接触は動画サイトに移行して地上波テレビ自体見る機会も減っているだろう昨今、ネット全盛の今でなくてもついていた差は、今どんどん拡大しているのではないかなと思うのである。