廃校舎の活用例


岐阜県海津市の元小学校校舎がネット通販の拠点に 昨年3月に閉校:中日新聞Web
https://www.chunichi.co.jp/article/1135731

海津市は、昨年3月末に閉校になり施設利用者を募集していた旧西江小学校(海津市海津町安田)の校舎などを、アパレル製造販売の「もりのがっこう」(東京)に貸し付ける。
同社はインターネット通信販売の出荷拠点として活用する方針。同市は海津町地域の小学校統合で閉校になった学校のうち、西江小、吉里小、東江小の施設を利活用する民間事業者を公募してきた。利用者が決まったのは西江小が初めて。2社が応募し、5月に審査があった。


少子化に伴って廃校舎はどんどん増える。
これから高校の廃校舎も増えていくだろう。
今も小中高校の廃校舎が利用も解体もされずそのままというところはあちこちに見られる。
管理できず放置しておけば「公立の
心霊スポット」になってしまうから治安上や安全上の問題も発生しかねず、利用の見込みがなければ解体するしかない。
「解体するにも費用がかかるからそのままほうっておくか」というわけもいかないのだ。
それらの負担はすべて最後は税金という形で住民にのしかかるわけで、今回の海津市のような解決策が一つでも多く見つかることを望む。
せっかく誘致しても数年後・・・ということにならないよう、地域にとけ込んでもらって長く利用してもらえるとよい。

東京の会社がどうして?と思ったが、代表の方が岐阜市出身→大垣桜高校卒ということだそうである。
もりのがっこうのウェブサイトに数年前のこんな記事があった。


岐阜新聞に掲載いただけました♪
https://www.morigaku.jp/column/handmade/gifu-np/


今回の海津市のケースは運がよかったのかも知れない。
東京で成功した卒業生が地元に貢献してくれるというのは大垣桜高校にとっても名誉なことであろう(大垣桜高の生徒も励みにしてほしいものである)
こういう企業を見つけてくるのはこれからさらに競争になり大変になるだろうが、各自治体にはいっそう頑張ってほしいし、特に県外の会社に岐阜県がもっと注目されるよう、住みやすさをハード・ソフト両面でさらに整えてそれがアピールできるようになるとよいと思った。
 

  

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