「島唄」の歌詞に込めた思いを生徒に 作曲者の宮沢和史さん、学校祭で解説:中日新聞Web
https://www.chunichi.co.jp/article/1132155
講演会の開催は、3年生で生徒会長の小瀬木悠介さん(18)が、昨年8月に愛知県豊橋市で宮沢さんの講演を聞いたことがきっかけ。戦後80年に合わせて、宮沢さんの話を多くの人に聞いてもらいたいと思い、3年生で文化祭実行委員長の中川愛結さん(17)と一緒に、宮沢さんへ手紙を書いて依頼した。
小瀬木さんは「歌詞の意味を他の生徒にも知ってもらえて良かった。これからの平和学習が濃厚になると思う」。中川さんは「戦争をただの記憶にせずに、平和の大切さを考え続けていきたいと思った」と講演を振り返った。
あのTHE BOOMの宮沢和史が岐阜聖徳学園高校の学校祭に(厳密にはぎふしんフォーラム(岐阜市民会館)で行われた学校祭の一環の行事だったようだが)来たようだ。
・・・と喜びそうな世代は今の保護者世代よりもさらに上かも知れない。
彼らの「島唄」のヒットは1990年代前半であったからもう30年以上たっている。
今の子たちには俳優・宮沢氷魚のお父さんといったほうがまだ通じるくらいかもしれない。
というような「芸能人が学校祭に現れた」的な遊び感覚ではなく、記事によると日頃の学びの延長だったようで、立派なことである。
学校祭ネタは以前もここで何度も書いているが、高3のときに文化祭(北高祭)に中心的な部分で深く関わった者としては今も思い出深い(以前も書いたようにそれとは対照的に大学祭の思い出は例のあれを除いてほぼない。期間中、大学にいなかったのだから仕方がない)。
自分たちの日頃の学びからこの企画に至った岐阜聖徳学園高校の生徒たちにとっても非常によい思い出になったに違いない。
勉強や将来のことももちろん大事なことだが、こういう経験ができるのも学校生活の大事な側面である。