春期個別特訓講座、第2タームまで終了。

先月下旬から始まった春期個別特訓講座、第1・第2タームまで終了しました。
あとは第3タームだけですね。
  
Springtraining2019  
新メンバーの皆さんやお試し中の皆さんにとっては慣れないこともたくさんあったようで、こちらの説明不足を痛感することも何度かありましたが、ここ数日はようやく軌道に乗ってきた感じです。
この春期個別特訓講座は、新しく入った(入ろうとする)皆さんに塾での学習の基本的態度や問答の流れを理解してもらう機会としても重要なものと考えていますが、そういう目的は達しつつあるかなという状況になってきました。
 
  
それにしても、こうやって新しい皆さんを抱えながら講座を運営していますと、普段、塾生の皆さんにどれほど「考えて行動してもらっているか」本当によく分かります。
ありがたいことですね。
新しい皆さんにも、いろいろな経験を経てその場その場で考えて判断できるようになってもらえると嬉しいですし、助かります。
これで中3ぐらいになると「一を聞いて十を知る」くらいの子も現れますから、場合によってはちょっと恐ろしいくらいになりますが(^_^;)
 
さて、ウチの卒業生からこの春だけで東大、東工大、早稲田大と進学者が出たことについて、このサイトを見た人などからちょこちょこ言われるようになりました。
以前も書いたように、彼らの合格について賢学塾は直接的には何の貢献もしていませんが、普段かなり控えめなので今日は敢えて自慢モードに入ると、賢学塾ではとにかく「根本からの理解」を大切にしています。
量をこなすのは二の次です。
間違いを適当に片付けて量を稼ぐくらいなら、根本から理解して一定量を確実に消化したほうがいい。
書くのは簡単ですが、根本からの理解を目指して彼ら一人ひとりと問答を重ねることは労力がとても必要な作業です。
今もまさにそれを(春期個別特訓講座で)やっているところですが、大変な作業です。
今日のように朝から晩までそれをやっていると、へとへとになります。
しかし、それを面倒がることなく徹底してやって来た成果が出ているんじゃないかなと考えています(自賛)。
脱ゆとりの今の子たちは、学ぶ内容が増えて多くをこなすことに追われ、意味も分からずやり方を鵜呑みにし、解けたといって通過してしまいがちのように思います。
私はそこにもこちらから踏み込んで問いかけをし、あいまいな部分を見つけたらその都度解き直しをしてもらっています。
本当に自立している生徒を除いて、質問を待っていても彼らの学習は進みません。
こちらから攻めていくスタイルですね。
そして間違えたところはもちろん、間違えていなくても理解できていないところはやり直してもらっているわけです。
 
高校に進んでからの学習の成否の一つに「あいまいにしか分かっていない部分を自分で追究し、ものにできるかどうか」という点があるように思います。
今春、合格を報告してくれた彼らはきっと、頭の中で整理できていない点について自分でとことん追究できる学習者だったに違いありません。
でなければ、日本でトップクラスの各大学には入れるはずもないのです。
そういう学習態度を、この塾で学んでもらえたのではないかなと勝手に解釈しています(自賛)。
 
1400987  
 
ところで、このブログ、ウチの塾に全く関係無い(高校入試の倍率とか日程とか平均点とか見に来たような)人にしか見られていないと思っていたら、関係者の方々にも意外に見られていたんですね。
春期個別特訓講座の満席コマの情報などもこちらに掲載すればよかったかなと反省しています。
もっと塾内のお知らせ的なことも載せたほうがいいのかな…。