今春(2025年春)岐阜県公立高校入試の平均点が7/31付で出ていた。

今春(2025年春)の岐阜県公立高校入試(第一次選抜)の平均点など学力検査結果が岐阜県教育委員会から発表されていた。

夏期講習をやっていて全然マークしていなかった。

だいぶん前は夏休み中に出していたこともあった公立高校入試平均点の公表はいつの間に秋の風物詩となり、さらにここ数年どんどん遅くなって昨年はとうとう10月末までずれこんでいたから、今年も例年通り先のことだろうと高をくくっていたのだ。
しかも実施概要など来春入試に関わる重要な発表の多くは既に終わっており、残すは10月に出す(と公式に言っている)各高校の定員ぐらい。
だから全くチェックしていなかったのである。

県教委の高校入試のサイトを何気なく見て、「2025年7月31日更新」とあったので、おやっと思って下のほうへスクロールしていったら、学力検査の成績結果が7/31付で発表されていたことに気づいた次第。

不意打ちである。

急がないこととはいえ、終わったこととはいえ、岐阜県公立高校入試に関する重要な情報である。
夏期講習中にもかかわらず、急いでkengakujuku.netの入試平均点のページを更新。

一覧表はそちらにアップしたのでこちらには掲載しないでおく。

注目の平均点は310点(5教科の平均の和)
なお、県教委は5教科の総点の平均を表とは別のところで約314点と発表している。
これについての説明は以下の通り。

5教科セットで受けているのは全日制高校の第一次選抜を受検した生徒だけ。
定時制、帰国生選抜、外国人選抜の生徒は3教科など一部教科の受検でフルセットでは受検していない。
各教科の平均が小数点以下を四捨五入している概数であるにしても各教科の平均の和と県教委のいう総点の平均が結構ずれているのはこのためと思われる。
言い方を変えれば314点は全日制受検生限定の平均ということもできる。
平成30年度以前はやり方が異なっていたため県教委は各教科の平均の表のところに5教科総合の平均点も載せており、それは各教科の平均の和に近い数字であった。
その流れで弊塾サイトやテレビ解答速報の予想平均は、5教科の平均の和をずっと用いている。
過去との比較のためにはそのほうが都合がよいのである。
平成31年度からは5教科の平均の和を用いている。

塾生の手応え通り、あるいは世間の噂通り、やはり易しくなっていた。
といってもあの「インフレ状態」といっていい年の320点台と比べると普通の範囲内か。
300点~310点ならまあ普通の入試の範囲内だったのではないかと。
ただ、上位層にとっては易しかったに違いない。
そのことが今春伝え聞いた岐阜高校の入試結果などにも影響したと思われる。
それに絡めてさらにいろいろ書きたいところだが、夏期講習中である。
続きは(覚えていれば)夏期講習が終わってから書くとしよう。