今年は第二次世界大戦で日本が敗戦して80年ということで、戦争にまつわる特集をテレビでも新聞でも多く見かける。
戦後80年。
戦争体験者はどんどん減っているが、それでも90歳や100歳という、終戦時には学齢期以上で戦争の記憶を生々しくきちんと留めている世代の方でご健在の(きちんとテレビカメラの前でお話になる)方がいらっしゃることに脱帽する。
戦後100年を迎えるときには話を聞く機会はほとんど得られないだろう。
本当に貴重なお話。
今も世界ではパレスチナ・ガザでウクライナでその他各地区で戦闘が絶えず、子どもを含む多くの人が戦火に怯え、飢えに苦しみ、家を焼かれ、命を落としている。
それを思うとき、この日本でこんな穏やかに平和に暮らしていていいのかと我が身を振り返らざるを得ない。
戦火が一刻も早く収まり、人々が平和に暮らせることを祈る。
8月6日(広島原爆忌),8月8日(ソ連の参戦。旧満州の悲劇の始まり),8月9日(長崎原爆忌),8月15日(玉音放送。終戦の日)…
今日から10日間ほどの間に、先の戦争に関わる重大な日のいくつかが80年の節目を迎える。
毎年夏期講習に忙殺されているこの時期だが、改めて戦争と平和について、日本のことだけでなく世界にも目を向けながら考えたい。