開校28周年

卒業生、在塾生、元塾生の皆さん、そのご家族のみなさま、そしてこの地域のみなさま、本当にありがとうございます。

  

 

1997年7月1日に開校して28年が経過した。
1997年7月1日というのは、香港がイギリスから中国に返還された日と全く同じ。
28年が経ち、あのとき「50年間は維持される」と約束された一国二制度は既に事実上崩壊し、香港のほうはすっかり変貌している。
しかし賢学塾は28年経っても変わらずここにある。

人の入れ替わりの激しい業界。
かつての生徒が当時の懐かしさから塾を訪ねても、そこに知っている人はもういないなんてことはざらだ。
しかし賢学塾に通っていたみなさんは、この塾を巣立ったあとも気が向いたときに訪ねてもらえれば私がいる、私が倒れない限りは・・・なーんてことをよく話していたら、5年前に本当に倒れてしまい、生死のボーダーラインを彷徨うことになった。
あれから5年近くがたつ。
私は「そんなことがあったのか」というほど元気だ。
あの奇跡的な生還、そして今年も開校記念日を祝うことができて、私は本当に幸せ者だと思う。

   

 

今日は前々からこのことを書く日だったのだが、昨日遅くになって実施概要と独自検査要件を県教委が出してきたものだから、入試関連の記事を先に書かざるをえなかった。
記事のネタに困る日もあれば、こうしてネタが渋滞する日もある。
「開校記念日のことは明日の記事にするか」とも思ったが、開校記念日のことはやはりその日に書きたくて、今日2つ目の記事を書くことにしたのだった(1日2つ書くことは滅多にしてこなかったと思うが)