現在、夏の高校見学の申込受付が各高校で行われているが、今月は、岐阜県公立高校入試関係の重要な発表がある(はずだ)。
岐阜県公立高校入試の基本法典ともいっていい「入学者選抜要項」の令和8年度(2026年春入試)版。
そして「入学者選抜の実施概要一覧 」「独自検査を含む選抜における選抜要件一覧」だ。
「入学者選抜の実施概要一覧 」は
・公立各高校が独自検査の枠を設けるかどうか、設けるなら何%か(上限は定員の30%)。
・第一次選抜で合否と決める際の内申点:学力検査得点の重み(7:3~3:7までの範囲と決まっている)。
・第一次選抜で学力検査以外に面接や実技検査を行うか(最近では第一次選抜の標準検査で面接を行う学校はごくわずかになっている。実技も加納高校の美術科・音楽科だけ)。
・第一次選抜の学力検査で傾斜配点があるところはその傾斜配点(今は理数科だけ。かつては県岐商の国際コミュニケーション科(現在のグローバルビジネス科の前身)や英語科にも傾斜配点があったが、今はない(というか英語科はそれ自体がもうない))。
・独自検査の検査内容(独自検査では小論文・面接・実技検査・自己表現のどれか一つをやらないといけないことになっている)。
・第二次選抜をやることになった場合の検査内容
などが一覧になっているもの。
各高校のウェブサイトにも案内がそれぞれ掲載されるが、それは秋のことだ。
「独自検査を含む選抜における選抜要件一覧」のほうは、
・独自検査に出願できる生徒の要件(○○の部活動などで市大会△△以上の成績をとった者など)
が記されている。
いずれも毎年ころころ変わるものでもないので、未発表の現時点は今春(2025年春)入試のものを見て参考にもできるわけだが、そうやって油断しているとたまにしれっと変更している高校もあるので、注意して発表を見ないといけない。
昨年は2024年6月28日の発表であった。
昨年の発表期日が県教委の高校入試のサイトに今も書いてあるし、
(2025年6月20日現在の県教委のサイトに「参考」として掲載されている今春2025年春入試の資料のところから。赤線は当方でつけた)
このブログの過去記事にも書いてあった。
2024年6月28日は金曜日。
つまり月末最終の平日である。
となると今年は6月30日(月)が月末最終平日になるが、果たしてどうか。
ちなみに一昨年は6月30日に「実施概要一覧」と「独自の選抜要件一覧」を出していることがkengajkujuku.netのほうの記事で確認できた。
これらのことから、おそらく6月30日(月)なんだろうなと思いつつ、来週から警戒しておこう。