昨日の夜までにほぼ全員の入試得点(WEB出願システムで開示された得点)が揃った(卒業生のみなさんの迅速な情報提供に改めて感謝します)。
弊塾の狭い世界のここまでの集計結果などから諸々推測すると、「今春入試の平均が296点で昨年よりも下がった」という3/5入試当日のテレビの解答速報の予想平均は…
ひょっとして上げ下げの方向から大きく外していないか?と思ったり。
ちょっと前にあの番組の予想平均について褒めたばかりのような気もするが(すごい掌返しだ)、久しぶりの大外しの可能性もあるなと。
いやわからないが(いま何を言おうが県教委からの公式の平均点の発表は秋だ)、少なくとも「昨年(2024年春)よりも難しかった」というのはどうもないんじゃないかなという感じだ。
3年前(令和4年度・2022年春入試)ほどの易しさはないとしても、平均点の平均(約308点)ぐらいは、あるいはもうちょっと上で310点ぐらいの平均はあったんじゃないか。
だとするとあの予想平均は上げ下げも外したうえで点数も10点以上違うという完敗の大外しになるが・・・。
こういうのを後出しジャンケンと言う(苦笑)。
だれも手応えを伝えていないだろう時点の予想を、実際の得点である開示点をいろいろ見てからあれこれ批評するのはちょっと卑怯だなと自分でも思う。
あるいは生徒たちの点数をごく少人数にしろ見てからの私の推測のほうが間違っているかもしれない。
そうだとしたら私のほうが大恥である。
予想はいずれにしろ大変だ。
彼らもせめて生徒たちの反応を見て決めたいに違いない。
昨日の午後は何組かの卒業生・保護者様が喜びのご来塾。
歓談して天国のような気分だった。
この仕事をしていて一番幸せな瞬間である。
私にとっては一仕事終了だが、彼らにとってはこれからがスタートだ。
高校でもぜひ輝いてほしいと思う。
そのためには春休みを無為に過ごさないところから(ちょっとくどいか)。
話したり連絡をしたりしている中で、こちらが安心してみていたような子が入試後発表前日まで合否をとても心配をしていたとか、入試後の反応があまりよくなくて気になっていた子が実はそんなに悪い成績でもなかったとか、昨秋以降不調が続いて心配だった子が最後に盛り返してくれた、などいろいろとあった。
ご丁寧な心温まるお手紙をいただいた方も。
大事にとっておきます。
入試の話をすると、100点を取ってきた子が複数名いた。
特定教科に集中していないのがすばらしい。
さすがに5教科全部100点という子はうちの塾にはいなかったが、入試の緊張の中、よくとってきたと思う。
低内申点からの合格事例も何人か。
内申点は低いよりは高いほうがいいのだが、3:7の学校では得点力がものをいうことを改めて見せてくれた。
最近の弊塾生は内申点も揃えて合格する子が多かったので、私にとっても久しぶりの緊張感だった。
内申点が低くてもこうして合格できる。
内申点が低い後輩たちにも勇気を与えるだろう。
ただし勇気をもらう前にまずは内申点を上げよう。
中3の内申は×2だ。
新中3でも今ならまだチャンスはある。
勇気をもらうのはそれでも上がらなかった段階で。
昨日の宣言通り昨晩は祝い酒に酔いしれた。
1日だけの正月だ。
今日からは心機一転。
第29期生の春に向かって駆け出す。