14年前の今日の「あの」時間、私は家にいた。
公立高校の「一般選抜」(当時の公立高校入試は2月中旬の特色化選抜で約半数が合格し残りの半分が一般選抜で通るという時代)も終わってのんびりしていた時期だったと思う。
家でPCに向かい何かを打ち込んでいたが、確か塾自体は年度の切り替え時期でお休みだった気がする。
このあたりでもそこそこ揺れた。
揺れを感じて速報を見ようとテレビをつけるぐらいには。
押し寄せる津波、爆発する原発、現地から流れてくる映像の何もかもが現実のものと思われなかった。
震災で犠牲になった方の無念、家族を失った方の喪失感、被災されたみなさんのその後の苦しみを思うと胸が張り裂けそうになる。
あれからもう14年。
あの年に生まれた子が来春・再来春に高校入試を迎えるという計算になるのか。