最後の授業/テレビ解答速報の予想平均と実際の平均点(岐阜県公立高校入試の話)

昨日、2024年度中3生の授業は終わった。
うちの塾らしく、最後だからといって取り立てて何かをすることもなく、いつものように授業し、いつものように終わっていった。

「最後だから」と彼らに何かを用意するわけでもなく・・・

そんな「何もない」いってみれば味気ない最後になるところ、合格必勝・受験生応援の「勝プヌードル」を差し入れしてくださったご家庭があり、先日ありがたくいただいたので昨日の帰りに1個ずつ中3生全員に配った。

本当にありがとうございました。

自分はまだ食べていないので知らなかったが、下の記事を見るとふたの裏側にも仕掛けがあるようで。


合格必勝カップヌードル!受験生に嬉しい「勝プヌードル」3種類を実食してみた

あとは3/5を無事に終え、3/14に彼らの笑顔が咲くことを祈るのみ。

さっき「いつものように終わっていった」と書いたが、先日も書いたようにもう入試直前の「早く寝ましょう」キャンペーン期間だから授業が短縮だったところは違う。
そうでなければ彼らがまだいただろう午後10時、がらんとした教室を見て「もう彼らが揃ってここに座ることもないんだなあ」という感慨を一人で味わっていた。

第28期生。

また思い出深い卒業生の記憶が、1ページ刻まれた。

 

 

ここからは明日書いてもいい話だが、明日は明日で書きたいことがあるかもしれないので。
毎年ぎふチャンで流される解答速報で提示される予想平均が、実際の平均点と比較してどれだけずれているか。
そんな平均をとってみた。
現行制度が始まってからの12回の入試(岐阜県公立高校第一次選抜・2013年春入試~2024年春入試)での比較である。
上に外れていた年もあるし下にずれていた年もあるので、その絶対値を平均してみた。

6.25点だった。

これをどう見るかは人によって異なるだろうが、私は優秀だと思った。
5教科500点満点のテストである。
それをもとに考えると1.25%しかずれていないことになる。
昨日書いた実際の平均点をベースに考えても平均して±2%程度ということになる。
また5で割れば1教科あたり平均1点ちょっとしかずれていないという計算もできる。
もちろんこれは平均であるから、実際には十数点ずれた年もあるし(近年では3年前の令和4年度(2022年春)入試で16点も低く予想してしまった。実際の平均点のほうが過去最高レベルに高騰した年だから無理もない)、他には前年よりも下がる予想だったのが実際には上がったという、そもそもの傾向から外した年も全くないわけではないが。
果たして今年の難易度はどうなるか、そして彼らの予想は何点と出るだろう。
実際の平均点との違いは・・・今年秋(10月)にしか分からない。