卒業生家族割引の意味

弊塾の卒業生家族割引は、弊塾卒業生の弟妹さんやお子さんの授業料を月額3,000円割り引くもの。
素朴な感謝の気持ちと公平性の問題からこれを導入した。

入塾金制度がある塾ならば「塾生・卒業生のご兄弟姉妹は入塾金が無料です!」なんてことができるが、弊塾には入塾金が存在しない。
かといって教材費を割り引くのも違う気がする(教材費は必要経費)
二人目・三人目(かつて四人目という方もいらっしゃった)と通わせてくださり、弊塾とともに高校入試を戦ってくださったことのあるご家庭に感謝の気持ちをどう表したらよいのか。
もう何年前か忘れたが、そうした検討を重ねた末にできた制度だった。

「卒業生弟妹割引」だったものが「卒業生家族割引」になったのは少し前にも書いたとおり。
今では卒業生のお子さんも複数在籍している。
二親等の弟妹が割引なのに一親等の子が割引対象でないのはおかしい。
だから「卒業生家族割引」として卒業生の二親等以内の親族に適用としている。

公平性を欠くのではないかというのは、年の離れた弟さん妹さんが塾に来られると全く割引がなくて、同時在籍だと割引がある(兄弟姉妹同時在籍割引)というのはどうなのだろうという話。
兄弟姉妹が同時に在籍されている方については、ありがたいことであるという心情の問題のほか「こちらからの連絡が一度に済む」とか「懇談が一回で済む」など弊塾側にも具体的実務的なメリットもある。
だから割引をさせていただいているわけだが(月額▲5,000円)、年の離れたお子さんでもご兄弟姉妹揃っての通塾というありがたい状態であることには変わりはない。
また「ありがたい」だけでなく、上のお子さん(あるいはご自身)の通塾によって保護者様に弊塾をよく理解していただいているという面でも助かっている。

だから何も無しというのはよくないと思ったのである。