体調隊長

公立高校入試まで、週末があと2回。
週末に限定したのは塾でまとまった時間をかけて学習できるのが週末だけだから。
来週からの平日は、毎年恒例の「早く寝ましょう期間」。
平日の授業は大幅に時間短縮しての早帰りとなる。
「午後10時半までに寝ましょう」と受験生にしつこく言っておきながら「塾のある日は10時まで塾に」なんて矛盾しているから。
入試は午前9時20分スタートの国語から始まる。
その3時間前には起床していたいから午前6時20分には起きていたい。
8時間の睡眠をとってその時刻に起きるためには・・・と逆算して午後10時半の就寝が適当という時刻設定である。
細かくいえば10分違うのだが、これは入試本番の最初の教科の試験時間が午前9時30分開始だったことの名残。
ずいぶん前まで岐阜県公立高校入試はずっと45分×5教科で、その当時は9時半から1時間目の国語が始まっていた。
その当時から10時半!10時半!と言っていて、今は本来なら10時20分!10時20分!といわなければならないのだろうが、そのままになっている。
言いやすいこともあって。

10時半!

何年か前、姪(妹の子)が高校受験だというので彼女の祖父母が入試前日夜に励ましの電話を入れたところ、本人は留守だという。

前日夜まで塾があったらしい。

世間では「最後の最後、ぎりぎりまでやる熱心な塾」ということになるのかもしれないが、私にはそれはできない。
私の考えだから違う人も当然いるだろうが、私は熱心さを発揮するならもっと違うところで、と思ってしまう。
特に前日夜は穏やかに過ごして早めに寝て欲しいのだ。

ここからは体調管理が一番大切。
無事に本番を迎えて欲しいと願う。