塾にかかる費用をすべて明らかに2017

 今年もこの記事を書く季節がやってきました。新年度(2017年度)の賢学塾の受講料が確定しましたのでご案内いたします。
 ご存じのように(というか、ご存じない方もいらっしゃるでしょうから改めてご説明申し上げますと)、弊塾(賢学塾と言います。最近、進路希望調査の人数や過去の出願状況をお調べの方で、しかも弊塾には全くご関心もないだろう岐阜地区の方が数多くご来訪のようですので、改めて名前からご紹介します。ああ、出願状況はこちらのページに過去数年分まで遡って整理してありますから、このブログを遡ってご覧にならなくても大丈夫なんですよ。) では、「塾にかかる費用を包み隠さずすべて明らかにする」ことを基本方針にしております。と、唐突に書いても訳が分からない方もいらっしゃるでしょうけど、要するに「授業料は○○円です。ただし教材費や講習費は別途必要です」というような広告やご案内は決してしないということです。授業料だけでなく、教材費も諸経費も、すべて金額を明示する。講習費用はそもそもいただかない。したがって、弊塾でいただくお金は、下の表に出ている金額がすべてです。1年間通われた場合の総額も計算しておきましたので、ご参考になさってください。

 

Ryokin2017

 

Ryokinexcel2017

 

 もうずいぶん前から、弊塾では、「塾にかかる費用を明瞭にしましょう」という主張を繰り返していて、開校した20年前から言葉だけでなく実践で示してきました。世間を眺めますと、どこの塾も「出来るだけ費用を抑えたかたちで見せたい」というのが本音のようで、授業料以外の費用がなかなか表に出てこないのが実際のところです(中には問い合わせしないと授業料さえ分からないところもあります)。他方、現実には、月々の授業料にはあまり変化がないのに、それ以外の費用が徐々に膨らんでいる傾向にあります。夏期や冬期、受験対策といった講習も、複数からの選択制にしたり、本コースとは別枠の授業を設けて追加できるようにして、それぞれに別料金を設定する ― 要するに、まるごといくら、全部まとめていくらということが少なくなっています。車で言えば、本体価格は変わらないけど、諸費用やオプションの金額が増えているような感じでしょうか。(ただし車の場合は車両本体価格も上がっているように思いますが…(苦笑)) 結果として、塾を選ばれる方が、「授業料だけ比較しても、実際にかかる費用がどう違うのか分からない」「入ってみてから意外にかかることに気づいて驚いた」ということがよく発生しているようです。車と同じように、まさに見積もりをとらないと分からないという感じです。最近では実にさまざまな割引を設定する塾も増えましたので、本当に見積もりをとらないと分からない感じです。そのうえ、お子さんが通っている間に追加のコースや講習を選んだりしたら、仮に見積もりをとっていたとしても、それ以上の費用が発生することも珍しくないわけです。
 もちろん、特に大手の塾などは多数のコースや講座を抱え、お子さまや保護者のみなさまのご要望に細かく対応しておりますから、広告に載せようとしてもとても紙面が足りない、あるいはすべてを掲載したらかえって分かりにくくなるという理由もあるかもしれません。「あなたのところはコースが単純だから広告にも簡単に掲載できるのだ」というご意見も、ごもっともです。しかし、今はネットの時代。ほとんどの塾が開いているウェブサイトを使えば、いくらでも(ほぼ無制限に)情報を載せておける時代です。弊塾もこのブログのほか、ご案内用のページを持っておりますから、そちらにも受講料のすべてを掲載しております。コースが多様で複雑なところでしたら、自動車会社がやっているように、学年とコースを選んでオプションを選べば簡単に総費用が出るようなページを作ってもいいんじゃないかなと思います。
 と、まあやや脱線気味につらつらと書きましたが、ここで述べたいことは要するに「賢学塾の費用はこれがすべてですからご安心ください」ということです。特に中3の費用に驚かれる方が少なくありませんが、(あるいは逆に「大したことをやっていないからこの費用だ」と誤解されることさえありますが)、決してそうではないことは、今まさに直前期を迎えて最後の追い込みをしている中3生たちやその保護者の皆様にはよくお分かりいただけているんじゃないかなと思います。
 塾の費用をすべて明らかに - 今後も賢学塾はこの方針を守り抜きます。