エアコンのクリーニング

今日は入試対策講習は無し。
しかし私は塾にいる。
中3生にはちょこっと話したが、エアコンのクリーニングをやってもらったのだ。
以前から気になっていた「背抜き」「完全分解」というクリーニング。
今日やってもらったばかりなので、また後日談でも書こうかと思っていたが、とてもきれいになったさまをこの目で見られただけでも既に大満足なので今日書いておく。

寒い中よくやっていただいた。

サクラクリーンサービスさん。

春頃、ガレージの照明工事をやっていただいたエースさんもそうだが、自分が自営業者だから、チェーンとか大手ではない、真面目に丁寧に商売をされているところに頼むのが一番であると思った。
実際、大変丁寧な作業で一度完全に分解されたエアコンは奥までピカピカである。

子供の頃、好奇心からおもちゃを何でも分解してはもとに戻せず壊してしまい親に叱られた私からすると魔法使いのようであった。
正直、教室のエアコンはもう買い替えようかと半分思っていたが、まだまだ使えそうだ。
大変元気に動いている。
長持ちしてほしい。
今回思いきってお願いして大正解だったと思っている。

さて、問題はその「真面目」にやっているところを見つける方法だ。
今回はうまく見つけられてよかったが、いつもこうはうまくいかない。
そういう点は塾も同じなのだろう。
まず広告でよく見かける大きな塾に自然と注目は集まるし、ブランド的な安心感はある。
その中で小さくともキラリと光る塾がここに存在し、ちゃんと真面目にやっていることを発信するにはどうしたらよいか。

ネットが普及する以前は「〇〇さんから聞いて」という話が多かった。
そのときそのときでそういう口コミの発信源になる方がいらっしゃって(多くはご兄弟姉妹で通っている塾生のご家庭だった)大変ありがたかった。
今も基本は同じだ。
口コミでいらっしゃる方は多い。
だが、今日のサクラクリーンサービスさんはお客さんが自分からTikTokでお礼の動画を作って宣伝してくれているという。
ご自身が作ったYouTube動画が300万回も再生されて、東海地方外からのお客さんが増えたともおっしゃっていた。
もう宣伝と言うよりYouTuberの域である。

毎週エアコンのクリーニングをする人はいないから、広い範囲で顧客を集める必要があるのは塾とは違うところ。
だが、ネット動画サイトが普及した現在では、かつてマスメディアの広告ぐらいしかなく大手の独壇場だった広域への宣伝が、小さいところでもできるようになったということである。
もちろんネットの情報はマスメディア以上に玉石混交だから、受け取る側はじゅうぶん注意しないといけないが、宣伝する側にとっては大きな武器だ。

うろっとしている間にそういう時代になっていた

動画どころか写真から苦手な私自身がTikTokに進出する予定はないのだが、何か考える手がかりにはなりそうな話ではある。