初戦の相手が智辯学園と聞いたとき、正直「くじ運が悪かったか」と思ったものだが(最近の智辯のことは知らないが、甲子園常連校ということは知っている)、何の何の、堂々の勝負。
延長タイブレークで力尽きてしまったが、互角の戦いというか終盤までリードしていたようだから大変惜しかった。
卒業生がいるわけではないができれば生で見たかったものだ。
が、そこは夏期講習中。
できるはずもない。
もう何年もライブで夏の甲子園の試合は見ていない。
春も春期講習をやっているから同じように見ていないか。
盆休みに甲子園まで出かけて現地観戦をしたのは何年前だったろう。
数年やった記憶があるが当時から大変暑かった記憶がある。
今の暑さなら暇があっても見に行かない。
やっている高校生たちはもっと大変だ。
「危険な暑さです」とニュースで強調されている中で行われる大会は異常というほかない。
暑さ対策で昼下がりの暑い時間を避ける試合日程は最初の数日間だけのようだ。
全日程それでもいいように思うが、多分、大会後のスケジュールがそれを許さないのだろう。
高校野球を7回にするというのは暑さ関係なく検討に値する案だと思うが、根本的な暑さ対策にはならないように思う。
甲子園があれだけ聖地化されると難しいのだろうが、甲子園以外での開催も検討したほうがいいのかもしれない。
日ハムが移転して札幌ドームが空いているという声を見かけた。
クラーク博士の銅像から見えるところに札幌ドームはある。
高校野球の新しい聖地にしてもいいのではないか(だいぶん無理があるか)。
高校野球=甲子園というのがすっかり定着しているが、初期の高校野球(旧制中学野球)は甲子園以外で開催されていた。
絶対に甲子園でなければならないということは歴史的にもなかった。
そういえばかつて吹奏楽コンクールの聖地だった普門館も耐震基準の関係で取り壊されたため、現在は別の場所で開催されている。
吹部の子は昔「普門館!普門館!」といっていた気がするが、野球以外にはそういう例もあるのだった。