冬休み、ということは塾は冬期講習本格化。
これから毎日(正月を除く)、中3生たちと顔を合わせることになる。
本格的冬期講習期間を迎えると、彼らとの残り時間も短くなったんだなと実感する。
彼らとの残り少ない期間を大事に過ごしたい。
3年前はその一番大事な時期に私のほうが倒れてしまった。
あんなことはもうないと誓う。
現在、体調はすこぶる良い。
肩が凝りやすくなったのと、手荒れがひどいなというくらいだ。
3年前にあんなことがあったせいで、私が死んだと思っている人もいるかもしれない。
前の人間とは違う人間がこの塾をやっていると。
確かに姿かたちはだいぶん変わってすらっとしていますが、伊藤 賢そのものです。
(誰に向かって書いているんだか)
前から書いているように、痩せたのも肥満だった体型の改善の成果。
厳密にいうと入院している間に痩せて、退院後もリバウンドのないよう、食事その他を見直して運動して(といっても早歩きですが)体力づくりに励んだ成果。
現状、何の病も抱えていない。
丸3年が経ち、「もはや戦後ではない」ならぬ「もはや病後ではない」という宣言をしたいくらいですね。
(誰に向かって)
そういう意味では退院後1年ぐらいは確かに「病後」だったかもしれない。
歩く速さも頑張って5km/h台がやっと。
3年近く前の退院直後は階段一つ恐る恐る降りていたわけで。
もちろん今はそんなこともなく。
昨日は散歩で6.5km/hを叩き出した。
さすがにこのペースはちょっときついが。
想像よりもずっと早く6.5km/hという数字を見て自分でも驚いている。
突き抜けたんだろうなと。
勉強も同じ。
一旦天井を突き抜けると、それまでの成績がうそのように伸びる子もいる。
何年か前に早稲田大学に合格したと報告してくれた子の中学時代がそうだった。
真面目な子で、真面目に頑張っている様子なのになかなか成績が伸びず、当人も苦しんでいたと思うし、私も憂慮していた。
中2ぐらいからだろうか。
本格的に成績が上がり出して、中3になると「北高に行きたい」と言えるだけの成績に。
それでも決して安心できる位置ではなかったが、最後まで駆け抜けて合格した。
私がイメージしていたよりも入試本番で点数が取れていた。
とはいっても余裕で高校に入ったわけではない上、部活動も忙しいので、大学受験に向けては大丈夫だろうかとやや不安に思っていたが、なんということはない、部活動も目いっぱい頑張ってそのぶん一年浪人はしたものの早稲田大学。
彼の成長には私のほうが勇気づけられた。
中学生の未来は無限大。
この先どうにでも変わる。
真面目にやっている子はそれを信じて頑張ってほしい。