内閣不信任決議案

否決されちゃった。

・・・もちろん、ここで「されちゃった」と書いたのは

政治的な意見を書くためではありません(^_^;)

可決→総辞職とか可決→解散ということになると

中3生の公民の学習の生きた教材になるなあと

思ってみていたのです。

まあそんなことだけのために国政が混乱してもらっても困るんで

もちろん「冗談」で書いているのですが。

 

現行憲法下では

内閣不信任決議の可決は4回しかないんですよね。

常識的に考えて、与党が分裂・内紛など

おかしなことにならない限り可決はあり得ませんから、

まあそうしょっちゅうあるものではないんですけど。

確実に可決されそうになったために

先手を打って総辞職した例もあります(1994年羽田内閣など)。

あれは発足時から少数与党でしたので

混乱期のかなり特殊なケースですね。

 

今回の「玉虫色」に見える決着で一件落着となるでしょうか。

どの政党が、あるいはどの政治家が政権を担当するにせよ、

無益な足の引っ張り合いはやめてほしいですし、

私たちも評論家にならず、あるいは失望せず

しっかりと政治を見ていくことが大事だと思います。