見たこともないような高得点

中間テストの結果が出そろった。

点数は良かった。とても良かった。

いや、むちゃくちゃ良かった。

ほとんどの子が自己最高記録を更新。

塾としても、たぶん、こんなに高得点者が多いのは久しぶり。

私自身、中学校の中間・期末テストでは

489点までしかとったことがないので

それ以上の点を塾生が取ってくるとおおっと思う。

普通に考えたら神の領域。

しかし、平均点がだいぶん高いだろうことは

テストの問題を見て、いや、範囲が決まったときから

だいたい見当がついていた。

はっきり言いましょう。

簡単すぎます。範囲が狭すぎる。

どうして前学年の3学期の内容を入れないのか。

特に中3のテストについてはそれを強く感じる。

例えば社会は前回のテスト(3学期末テスト)で

世界恐慌の前までの歴史しか範囲にしていない。

今回のテストでそこから先、現代までを範囲にすれば

結構なボリュームになるし、また復習にもなって

彼らにとっても良かっただろう。

(まあ賢学塾では範囲が出る前にさんざん復習したけど)

たぶん学校の平均は5教科合計で50点以上上がってると思うけど

高得点者はそこまで点数が伸ばせない。

例えば前回460点取った子は510点取れないし、

数学が易しくなったからと言っても

前回95点だった子は1問ミスすれば今回も95点だ。

逆に50~60点の子が80~90点をたたき出しても

何も不思議なことはない。

ウチの塾生でも1年前(入塾前)のテストと比べて

5教科で200点上げた子がいる。

もちろん、去年の今頃の成績が悪いからそうなるわけで

中1からずっとよかった生徒たちに

そんなことは起こらない。相変わらず良い、それだけだ。

次回も範囲が狭そうだから

ひょっとして今回並みに簡単なテストになってしまうのだろうか。

まあ定期テストは通知表に反映されなければ意味がないので

その点を心得ているウチの生徒にとっては

悪いことではないかな。

テストの点数だけに踊ったりしないから。

とはいえ、

努力が適正に反映されるようなテストであってほしいなと思う。

その結果、学校全体が高得点ということなら、

それはそれでいいんですよ。