今日、県内の大部分の私立高校が一般入試を行いました。
雪の影響が心配でしたが、無事に済んだようで何よりです。
ところで、表題に「 」をつけたのは、
近年は以前ほど「集中」しているという感じがしないからです。
(日程上はいちおう「集中」しているんですが)
かつて、私立の入試は推薦(単願)と一般(ほぼ併願)の2本立てで
それぞれ実施日についてはほぼ足並みをそろえていました。
しかし、今では特待生入試や奨学生入試といった
別枠の入試を多くの学校が実施しています。
近くでは、大垣日大高校も1月中旬に奨学生入試をやるようになり
そちらを受験する併願受験生も多くなりました。
ですから、塾で見ていて、以前ほどは集中している感じがないのです。
かつては私立の一般入試日はお休みにしていました。
公立希望者のほぼ全員が私立を併願していますから、
朝からほぼ全員が入試に出かけていて、昼間は塾には来られません。
さらに、岐阜まで受験に行った生徒の場合、
往復の移動時間も考えると、
帰ってからまた塾に来るのは慌ただしく、また疲れることです。
この先、3月の入試まではしばらく時間がありますから
ここで一息ついてもいいかもしれません。
以前は、まあそんなふうに考えていたわけです。
ところが、そういった事情がすべて変わりました。
まず、今日、私立の入試を受けに行かない子が相当数います。
前述したような特待生入試や奨学生入試を受けて
併願私立の合格を既に決めている生徒です。
次に、(これは結構前からですが)鶯谷や岐阜東・富田など
岐阜地区の高校が大垣に受験会場を設けたことで
岐阜まで受験に行く子があまりいなくなりました。
3教科の入試で午前中に終わってしまうところもあります。
そして、特色化選抜が2月に入ってきて、
しかもその時期は導入時よりも早まってきており、
募集定員が増えたために特色化選抜がメインの入試のようになり、
さらにほぼ全校の特色化選抜で「学力検査」が導入されて
塾での「対策」がほぼ全員に必須の状態になったため、
この時期に一息ついてもいられない状態になりました。
そんなわけで、数年前からは、私立一般入試の「集中」日にも
塾を開けて何かやっています。
今日も特色化選抜対策演習の解説をやりました。
あと10日しかありませんからね。
休みにしたほうがよかったかな?
いいえ、やってよかったですよね(^.^)