どうやって考えたら進んでいけるか、
その場面場面で問いかけながら、
教えていかないといけない。
こう考えることで、こう乗り越えられる。
こういう問題を未然に防ぐことが出来る。
こう考えないと、こういう問題が起こり、
遠回りになったり袋小路に入り込む恐れがある。
問いかけながら、考えさせながら
教示しないといけない。
もちろん、
こちらは決して場当たり的に対応しているわけではなく
それらの根幹には大事な行動原則があるわけで、
日々発生する一つ一つの問題への対処というのは
それに比べたら枝葉の部分なのだけど、
こうやって枝葉の問題に「もぐらたたき」的に対応していく中で
だんだんと根幹部分に気付いてもらっていくのだ。
いきなり大原則をぶち上げてそれに従えと言っても
それは中学生には無理な相談だ。
今の彼らに必要なのは経験。
ある程度の経験を積んでおけば、
その先は「考える」ことで経験の何倍もの知見を
想像力によって補っていくことができる。
そんなこんなで中学生の指導には時間がかかるわけです。
私は塾の指導に「効率」を求めません。