さまざまな見切り発車2

私立高校の来春入試に向けた対応の話。
特に授業料無償化の流れを受けての奨学生制度の話。

昨日一昨日と2つの説明会に出てきたが、来春から始まることとされている「所得制限を撤廃した私立高校まで含めた高校授業料無償化」(説明が長くなってしまった)に対する対応が真逆だった。
一昨日行ったところは無償化が予定通りというか合意通りちゃんと実施されること(当たり前のことなんだが)前提で授業料以外の費用を支援するよう奨学生制度のしくみを整え直したことを話していた(もし実施されないことになった場合は昨年度までのしくみになりますという注釈つき)
昨日行ったところは「これまでの奨学生制度でも充実した支援をしてきている」ということで変更せず昨年度同様のしくみでいくと説明していた(ただし今後変わる可能性があるという注釈が説明の紙には書いてある)

ここでどっちが正しいと言うことを言いたいのではない。
どちらの対応も苦慮した末の決断だろう。

要するに国(政治)による確定が
遅すぎるのだ。
先月末でまだ以下のような状態。
今もまだ話し合いが継続中の状態とのこと。
金額を示していないとはいえ一応概算要求まで進んでいるという見方もできるが、順調にプロセスが進んでいるとは言いがたい。


「高校無償化」は金額示さず、来年度予算の概算要求 政治の結論出ず:朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/AST8Y30PLT8YUTIL01SM.html
来年度の制度については、今も自公維が詰めの話し合いを続けている。留学生や外国人学校、通信制高校の取り扱いなどが主な論点。参院選後の政局の動きもあり、概算要求までに結論は出なかった。


最近このネタばかり書いている感じだが、昨日一昨日と説明会もあったのでまた書いてしまった。
とにかく異常事態なのだ。

   

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