岐阜地区・西濃地区には私立中学校が5校あるが、それぞれ性質が違い進学に対するスタンスも違うので5校が同じ土俵で戦っているという感じはない。
このうち、中高一貫で6年通って大学受験を目指すというと岐阜東とか鶯谷とか。
両校は愛知県の私立中と戦っている感じだろう。
それとは違い、中高一貫でなく中学校教育で完結しているのが岐聖大附属中。
系列の高校に進む生徒もいるが少数派で、難関高校への進学を後押ししてくれる中学校だ。
今日はその岐阜聖徳学園大学附属中学校の説明会に行ってきた。
説明会に参加するのは何年ぶりだろう。
以前、夏期講習期間中の開催だったか何かで来られないときがあってからしばらく説明会に行っていなかった。
今の校舎の中に入ったのはたぶん初めて(以前私が行っていたときは説明会が校外だった)。
へえ、これが紹介動画で見た風景かと感心しながらホール経由で講堂に入り説明を受ける(紹介動画はこの秋に新作になるという話であった)。
講堂にはステージもあるが椅子はもちろん机もついていて大学の講義室の上位互換的な立派な感じ。
説明会のあと校舎内を授業見学。
「教科センター方式」「食堂での自校給食」・・・
「いい環境で学習できるんだな」ということはよくわかった。
詳しいことは学校の公式ウェブサイトを見ればいいので省略。
小学校から中学校に上がるとき、地元の公立中学校に進むことについていろんな意味で漠然と不安を感じている子がいたら検討してみる価値はあると思う。
中学受験は都会ほどさかんで、6年制一貫校で先取り教育を受けて大学受験を目指すタイプとか、有名私大の附属校でそのまま大学まで上がるというタイプの学校をイメージするが、そうではない選択肢があるよということだ。
「中高一貫は求めていないが地元の公立中学校以外の選択肢はないか」「できればいい環境で学習させたい」という層に一番あっているのではないかと思う。