このブログは最高気温報告ブログではないのだが、昨日8月24日(日)の大垣の最高気温は37.9℃だったそうだ。
これで全国25位というのだから(以下略)。
確かに昨日は一段と暑かった。
登下校時の暑さを考えて、最近早まってきた始業式を9月にするところもあるようなニュースを先日見た。
気象庁3か月予報 “季節の進行遅く 9月と10月は気温高い” | NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250819/k10014897451000.html
2学期の始業式遅らせる学校も
東京・府中市の市立小中学校では、これまで2学期の始業式を8月下旬に行っていました。
厳しい暑さの中、子どもたちが登下校中などに熱中症になるリスクを減らそうと、ことしは2学期のスタートを遅くして、33校の小中学校すべてで始業式を9月1日に行うことにしました。
夏休み延長の学校 増加傾向
厳しい暑さの影響で夏休み期間を延長する学校は年々、増加傾向にあります。
文部科学省によりますと、4年前に夏休みを延長したり、臨時休業日を設けたりしたのは全国の小中学校などで2%あまりでしたが、2年前には10ポイントあまり増えて13%にのぼっていたということです。
都道府県別でみると、最も多いのが北海道で80.1%、山形県が41.3%などとなる一方、沖縄県が1.7%、宮崎県が2.5%と西日本に比べ東日本の方が多い傾向にあることがうかがえます。
文部科学省はことし5月、熱中症対策として夏休みを柔軟に運用するよう通知を出していて、夏休みを延長する代わりに冬休みを短縮して授業時間を捻出することも検討してほしいとしています。
大垣市も周辺町村も最近では8月の最終週に学校を再開するところがほとんどなのだが、こういう動きは見直しの時期かもしれない。
学校に空調が入ったので夏休みを短縮して学習時間を確保しようという動きだったと思うが、学校の教室に空調が入っても登下校時、特に下校時にこうも暑くては歩いて帰る子達は無事に家に帰りつけないかもしれない。
しかも大垣市では8月中の授業は半日にしており、一番暑くなる時間帯に生徒を帰すという恐ろしいことになっている。
もともとは「休み明けで慣れが必要」という観点からの半日授業だったと思うが、今となってはそれが最悪の措置にしか見えないという状態なのだ。
地元の中学校では暑さ対策として9月まで普段徒歩通学の子にも自転車通学を認めているところもあるが、じゃあ小学校はどうか。
夏休みの本来の趣旨に沿って考えたら、この暑さを考慮して夏休みを延長するというのが正論なのだろうが、延長できても学校運営上、半月も1ヶ月も延長はできないだろう。
学校に空調が入って夏休みを短縮したとき、教室での暑さばかりが注目されて登下校時のリスクは考えられていなかったように思う。
昼間の暑さといまは学校に空調があることを考えると、特に下校に関しては5時ぐらいにしたほうがかえって親切という気もする。
学校生活に慣れが必要という観点を加味するなら、8月中は教科の授業を半日として午後はすべて授業以外(学活等)に充てることで下校時刻をできるだけ遅らせたほうがいいくらいだと思ったがどうなのだろう。
暑いのが理由だから運動はまずいので運動系の部活動はできないが、市内の小中学校の体育館に空調が揃う数年後なら室内の運動はできるか。
いずれにしろ、午後はそういう諸活動の時間とすればいい。
とにかくこんな暑いのに真昼に帰るのはちょっと危険なのだ。