岐阜県大野町、町内の全小中学校を統合の方針 2031年に新設校開校目指す:中日新聞Web
https://www.chunichi.co.jp/article/1106989
大野町は、町内の全小中学校を統合し、義務教育学校とする町小中学校規模適正化基本方針案を明らかにした。校舎は新設し、2031年の開校を目指す。
現在は小学校が6校、中学校が2校ある。同案では、通学距離が長くなる児童生徒を対象にスクールバスを導入し、通いやすさや地域ごとの交通事情を総合的に検討して新校舎の建設場所を選定することなどを盛り込んだ。
大野町が小中学校を統合するという、まあそれだけなら今のご時世、大きなニュースではないかもしれないが、6つある小学校と2つある中学校を1つの義務教育学校にするというのだから大きな改革である。
義務教育学校は最近あちこちにできている9年制の小中一貫校。
9年生=中学3年生という学校。
大垣市内だと旧上石津町の4小学校と1中学校(上石津中)が2024年春に統合され、義務教育学校の大垣市立上石津学園が創立されている(旧上石津中の敷地・建物を利用)。
旧上石津町は山間部の過疎地でたいへん広いから大変なことだとは思うが、そこまでいかなくても大野町もなかなか広い上に南北に長い。
南のほう(揖斐川と根尾側が合流するほう)の子には今でも川を越えて隣町の学校に通ったほうが近いんじゃないかという子もいそうだ。
揖東中校区の生徒が今の大野中(大野町役場のそばで町の中心部と言える)に通うとなるとかなり遠いので場所は新設するということだろうか。
スクールバスを走らせるなら一緒のような気もしないでもないが。
記事には
>町の年間出生数は多いときでは300人を超えたが、昨年度は58人。
とある。
将来を考えると1小学校+1中学校でも ともに規模が小さい学校になるから、小中学校まとめて義務教育学校とするのも当然かもしれない。
それにしても大野町全体で出生数が年間58人か・・・
ものすごい勢いで少子化が進んでいるのだな・・・