「氷河期世代の教員採用、積極検討へ」という記事

教員不足を何とかしようという動きの記事があった。
「お尻に火がつかないと行動に移せない」という言い回しがあるが、いまはもう尻に火がついている程度のレベルではないだろう。
それでも動かないよりはマシだ。


文科省 全国に「氷河期世代」の教員採用 積極検討を通知 | TBS NEWS DIG (1ページ)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2000092
文部科学省は、大学卒業時に希望しながら教員になれなかった「氷河期世代」の社会人を、公立学校の教員に採用することを積極的に検討するよう全国に通知を出しました。

氷河期世代とは現在40歳から50歳代で、雇用環境が厳しい時期に就職活動を行い、現在も様々な課題に直面している世代のことです。


そういえば先日もここにこんな記事を書いたばかりだった。
先日来書いているように、ICTをいくら活用できて「省力化」「効率化」できても、最後は人。
人の子は人が責任を持って教えなければならない。
当たり前の原則であると私は思う。

文科省が「採用を積極的に検討せよ!」といくら笛を吹いても、そもそも応募がなければ全く意味がない。
教員の働く環境の改善を引き続きさらに進めていかないと、積極的に採用するといっても空振りに終わるだけだろう。
それを政府自身ができるかどうかがこの政策の成否を左右すると思う。