今までもいま現在も揖斐川町の生徒はこの塾には来ていないのだが、西濃地区の話題なので。
揖斐川町が小中学校のあり方審議会設置へ 町長「将来見据え検討する時期」:中日新聞Web
https://www.chunichi.co.jp/article/1081632
児童生徒数の推移を踏まえた適正な教育環境の整備などの基本方針を話し合う。
町内の小中学校は、2005年の19校(組合立養基小含む)から今年3月の春日小閉校で10校となった。小学校は全校が単学級か複式学級となっている。
要するにこのままの小中学校の配置ではやっていけませんよ、統廃合を考えましょうということだろう。
この記事を見て改めて昨年度(令和6年度)現在の揖斐川町の児童・生徒数を県発表の統計資料から拾ってみた。
揖斐小125
大和小103
北方小99
清水小62
小島小154
谷汲小99
養基小194(池田町との組合立)
春日小9(2025年3月で閉校)
揖斐川中252
北和中133
谷汲中49
この春の春日小の閉校で、旧・揖斐川町(~2005)以外で残る小中学校は谷汲小・谷汲中だけになっている。
上記の中で養基小の児童数が多いが、池田町との組合立で児童の6割以上は池田町の子であり、学校の所在地も池田町である。
行政としては小中学校を整理しないと財政的にやっていけないということだろうし、ある程度の規模があったほうが教育環境として適切ではないかという意見もあろうが(逆に小規模校だからこそ救われる子もいるだろうとは思う)、学校の消滅は過疎化に拍車をかけることになるだろうから、地域としては大きな問題であろう。
ここまでもすでに小中学校の廃校をたくさん実行してきた現・揖斐川町(記事にある通り合併以降20年間で19校→10校と既にほぼ半減している)にまた厳しい判断が迫られている。