無償化で私立高の人気上昇、公立高の魅力向上へグランドデザイン…国際化やデジタル推進 : 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20250607-OYT1T50174/
文科省がまとめる改革計画は、「高校教育改革に関するグランドデザイン(仮称)」。
具体策として、少子化を踏まえ、公立校の配置や規模の適正化を進めて再編を図り、地域の中心となる拠点校の強化を進める。
各都道府県に改革計画に基づいた実行計画を作成してもらう。高校教育は自治体の裁量が大きく、「都道府県任せになっている」との指摘があった。政府が主体的に改革策をまとめて、自治体だけでは取り組みにくい公立校の再編などを主導していく。
・・・という記事があった。
岐阜県が公立高校の再編統合を先送りしている間に(数年後にやるために今年から徐々に動くようなことは言っていたはずだが)、国が全国的な方針を示す用意をし始めるような記事。
「公立校の再編などを主導していく」といっても、具体的に細かい指示を全国の都道府県に出さないと思うので、高校再編の基準となるものを国が示し、それに沿って再編しなさいということになるのかもしれない。
3党(自民・公明・維新)の実務者は今月、公立校について「人口減少社会の中でも、地理的アクセスの確保と規模の適正化が必要」との認識で一致した。
とのことだから、この認識に沿って国が公立高校の再編統合の方針を示し岐阜県も従うなら、ある程度再編統合の方針というのは見えてきそうなもの。
それを例えばこの西濃地区にあてはめてみると・・・と想像がどんどん膨らむが、そこまで書くのは遠慮しておく。
それにしても、岐阜県のようにのんびりと「そろそろ再編統合に取り組み始めようかなー」というスピード感のところばかりでなく、以前紹介したようにすでにいろいろと基本線を示したり話し合ったりしている県もあるようなので、そういう県にとっては国の方針作りは余計なお世話かもしれない。