例の公立高校「デジタル併願制」検討の話の続き。
先月下旬の記事だが、見落としていたので。
茨城知事、公立高入試は「併願制実現を」 単願制の見直しに賛意 | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20250425/k00/00m/040/327000c
大井川知事は、併願制によって生徒の選択肢が広がり、単願制による生徒たちの精神的負担をある程度軽減できるなどとして賛意を表明。「県としてはその動きを後押ししたいし、協力を求められれば全国で真っ先に協力したい」と述べ、全面的に協力する意向も示した。
先日の岐阜県知事の記者会見に比べるとかなり前向き前のめりである。
これと比べると確かに岐阜県は「慎重」だと思う。
茨城県知事は「後押ししたい」「全国で真っ先に協力したい」とまで語っているので、もし本格的にそういう方向になったら茨城県が先行事例になりそうな勢いだ。
国も検討指示の段階でしかも茨城県知事が発言しただけのことだから、どうなるか分からないが。
振り返れば、かつての特色化選抜導入では岐阜県が先行事例であった。
当時あの制度には(制度が始まってから最終年まで)強い違和感と疑問を感じたものだが、今回のデジタル併願制構想には私自身はそういうものはない。
むしろこの茨城県知事の立場に近いかもしれないから、岐阜県が慎重なことは残念にさえ思う。
ただそれは私が塾の人間だからかもしれない。
世間のみなさんはどう思っているのだろうか。