鶯谷高校。
国立大学医学部医学科に6名合格というのはすごいと思う。
今春、大垣北高校も6名だった。
ここをみると大垣北高校は「国公立医学部医学科12名・現役6名」となっているが、詳細のPDFを見ると現役の医学部医学科全体の合格者が6名で、現役・浪人あわせた国立大学医学部合格者が6名(ここで混同したか)、そして医学部医学科全体の合格者が12名のようなのである。単なるミスなのだろうが・・・。
大垣北高校と鶯谷高校、今春卒業生に関してはほぼ同じ規模のようなので(私立高校は年によって入学者数がだいぶん変わるので卒業生の人数も年によってだいぶん変動する。公立高校はそんなに変動しない)、比べやすい(これが学校規模が違うと人数での単純比較はフェアではない)。
ちょっと比較してみようと思う。
一部の国立大学の数字を拾ってみた。
私が頭で思いついた順で適当に並べているので順番に深い意味はない。
なお、「東京一科」の「一科」、一橋大と東京科学大には両校とも合格者がいなかった。
鶯谷目線でいえば、名大・名工大では大垣北に大きく水をあけられているし、岐阜大学は大垣北の約3分の2。
京大・北大・神戸大など、合格者を出していない大学もある。
そういう意味ではだいぶん違うとも言えるが、一桁の合格者数の大学には大垣北と同数かそれに近いところもあり(上に書いた大学でいえば阪大・東北大・九大・金沢大・静岡大)、最初に述べた国立大学医学部医学科の合格者数もあわせて考えると、以前よりは大垣北高校に接近してきたんじゃないかといえる結果だったように思う。
今後どうなるのか。
大垣北の遠い昔の卒業生としては「北高頑張って」なのだが、注目したい。
先日来、ざっくり数字だけを追って比較してしまっているが。
高校全体で「○×大学に何人行った」とかいう話より、難関云々じゃなくて卒業生一人ひとりが希望の進路に進めているかどうかのほうが重要なのはもちろんのこと。
一方で、「医者になりたい」とか「△大学でこれを研究したい/学びたい」とかいうときに、先輩がその道筋を作っている高校かどうかというのはそういう環境なのかどうかのある程度の参考にはなるわけで(「自分がその道筋を作る」という気概も立派だが)、こういう数字を見ることにも意味はあると思っている。
他の県内私立もまとめてみようと思ったが、時間がなくなったのでまた別の機会に。