勤め人のころ、夏に初めて出かけてから取り憑かれ(安房トンネル開通前はもっぱら長野県側から入っていた。今見たら1997年12月開通。弊塾が開校した年だったか)、長いあいだ毎年のように行っていた上高地。
多い年にはGWに1回、夏休み中に3~4回、さらに秋にと年に何回も出かけていた(が開山祭とかウェストン祭とか閉山祭とか節目の行事には出かけたことはない)。
おかげで上高地の散策路だけでなく、行き帰りの道(国道157号線とか)の風景もだいたい頭に入ってしまっていたぐらいのものである。
現地では観光客が多く訪れる明神池の先、ほぼ登山者しか来なかった徳沢まで出かけていた。
明神まではこういう時期は人が多いが徳沢まではさすがにあまり人は来ない。
「明神の先に徳沢というところがあって、そこまではハイカーでも行けるよ」というのは開校して間もないころに知り合いに教えてもらった知識だった。
そんな大好きだった上高地にもコロナ禍が始まって以降は行く機会がなくなり、一旦そうやって途絶えてしまうとまた行こうという気持ちにもなかなかならず。
先日「開山祭」のニュース映像で河童橋からの眺めをちらっと見て、相変わらずの絶景に今年は行きたいと思ったものである。
夏かなあ、行きたいと思ったことをそのときまで覚えていれば。
行っていないといえば野球も見に行っていない。
中日ドラゴンズが弱いというのもあるが、これもコロナ禍でぱたっと途絶えて、その後再開していない。
もうプロ野球を見るということ自体に以前ほどの興味がなくなっているので、こちらのほうは上高地と違って行くことはないかもしれない。
関係者(卒業生とか)が出場していれば高校野球は見に行く気はあるが。