最近、高値が話題になっているキャベツ。
年によって異なるが、いつもキャベツの生産量全国1~3位にランクしているのが愛知県。
生産地はおもに渥美半島のほうだ。
つまりは夏に出荷している抑制栽培の高原野菜ではなく、平地でキャベツのつくれる季節(11月~5月ぐらいまで)にキャベツをたくさん作っているということだ。
キャベツに限らず渥美半島では畑作がさかんだ。
地理をきちんと勉強している中学生なら覚えているだろう。
細く海が近い半島のため昔は水の確保に苦労した地域だが、豊川用水がそれを改善した。
渥美半島と言えば多くの大人も知っている電照菊、一時は教科書から消えていたが今はちゃんと掲載されているし、キャベツのことも書いてある。
愛知県といえば中京工業地帯!機械工業!特に自動車!となるのだが、野菜・花・畜産とバラエティに富んだ農業県でもあることは把握しておきたい。
このように日々の身近なニュースを学習に引き寄せて考えられるのが社会科の面白いところである。