ブラウン管テレビとようやくさようならした。
我が家の中で私の部屋だけ、まだブラウン管テレビのままだったのである。
それで地デジをどう見ていたのかと聞かれることもあるが、DVDレコーダー(こういう存在ももう時代遅れのものになってきている)が地デジ対応で、そこから今はなつかしいD端子ケーブルでつないで見ていたのだ。
そのDVDレコーダーの電源が入らなくなり(つまりは故障だ)、アナログ波も終わって久しい今日、もうブラウン管テレビを見る術が無くなった。
いまどきD端子付きの機器など売っていない。
確かD端子ケーブルも販売を終了しているはずだ。
D端子対応の地デジチューナーが一台、別の部屋のテレビ用に買ってあったはずだが、その部屋のテレビを液晶テレビに変えた数年前、そのブラウン管テレビと一緒に捨ててしまっていた。
今回さようならしたテレビそのものはまだ元気だったのだが、そういうわけで命運が尽きてしまった。
最近はテレビを見る機会も減り(見ていないので最近の芸能人もほとんど知らないという浦島太郎状態)、特に自分の部屋でテレビを見るなんて事はほとんど無いので、このままテレビ無しでもいいかと思ったが、そうはいってもたまに使うときもあり、また使えないブラウン管テレビが狭い部屋にでーんと座っているのも変なので(それではゴミ捨て場である)、この際テレビを買うことにしたのだった。
大画面は不要(めったにないがどうしても大画面で見たければ別室に行けばいいだけ)なので32型の安いものを選んだ。
が、その前がブラウン管27型テレビだったので、小さくなったのに画面は大きくなっているという笑える状態である。
新しくなったテレビで、テレビを見る機会は増えるだろうか。
早速ネット(Wi-Fi)にも接続してリモコンのネットテレビを選択している自分がいる。
PCで見ていたネット動画のあれやこれやをテレビで見るだけになるかもしれない…。