昨日は岐阜聖徳学園高校の説明会に行ってきた。
先日の大垣日大は「志願者数県内私学トップ」を誇っていたが、岐阜聖徳学園高校は「入学者数県内私学トップ」を誇っていた。
だいぶん前なら「二つの学校が一つになったのだから多いよね」という感想も成り立ったかもしれないが、十数年経った今、この学校が同じ学園内の二つの高校(かつての岐聖大附属高校とかつての清翔高校)の統合でできたことなど微塵も感じさせない。
授業改革フェスタ、講座授業…統合といっても建っている場所が旧清翔高校の場所なだけあって、清翔高校の伝統が色濃く残っている。
この学校の最大の「売り」の一つは岐阜聖徳学園大学への進学が外部からと比べて有利な点にあると思うが(といっても成績の基準はあり、自動的に進めるわけではないとのこと)、岐阜聖徳学園大学と言えば教員養成、そして教員という職業自体が昨今はあまり人気がない(というのは社会全体にとってよいことのようには思えない。教員の働き方改革は急務だろう)。
という状況下で、この「売り」はやや色あせている感じもある。
大垣から通うなら西岐阜まで電車で行ってスクールバスとか自転車ということになるのだろうか。
むかし「将来、学校の先生になりたいから」ということでここを併願した塾生がいたが、その子は公立に進学して大学に進み、現在は他県で警察官をやっていると以前聞いた。
人の希望は変わるものだが、先生から警察官に変わるまでの変遷にはちょっと興味がある。
といって私自身、塾講師をやるなんて夢をこれっぽっちも抱いたことはない。
そもそも、塾講師どころか学習塾の生徒もやったことがない。
塾に通った経験と言えば、町内の神社の集会所に先生が来て週2回ほど開かれていたそろばん塾に、小学校低学年の一時期、行っていたぐらいのものか。
あまり真面目な生徒では無かったな。
といったわけだから、学習塾とはどういうところでどんな雰囲気なのかは、大人になって前職で知ったぐらいのものだ。
そういう意味でも前の職場には感謝をしている。
私が学習塾の人間として身につけるべき多くのことは前職で学んだ。
いろんな経験もさせてもらった。