大河ドラマと西田敏行

西田敏行が一昨日亡くなったという。
NHKの大河ドラマをよく見る子どもだったので、大河ドラマによく出る西田敏行の姿も子どもの頃からまたよく見た。
彼を大河で最初に見たのは「おんな太閤記」だろうか。
周りの大人が彼の体型からして「サル」秀吉という感じではないという評価をしていたが、よく演じたと思う。
「山河燃ゆ」では二つの国のはざまで翻弄される日系人を見事に演じた。
「武田信玄」では山本勘助もやっていたな。
「翔ぶが如く」の西郷隆盛はからだつきからしてはまっていたかもしれない。
あの西田敏行が徳川吉宗をやると聞いたとき、吉宗といえば松平健の暴れん坊将軍のイメージがすっかり染みついていた私には違和感しかなかったが、見事に演じきった。
最近の大河ドラマでは「鎌倉殿の十三人」で後白河法皇をやっていたか。
他にもいろいろな大河に出ている大河ドラマ御用達役者だった。
幅広い世代の好感度の高さが数字に出ていて、だからNHKも使いたいのだろう(知らないが)

大河ドラマから突然変わるが、私は西田敏行が満面の笑みで「パンにはやっぱりネオソフト」と宣伝していたマーガリンのCMも忘れられない。
「もしもピアノが弾けたなら~」という歌も。

いい役者だった。

ちょっと早いよ・・・残念だ。