岸田首相が自民党総裁選に出馬しない→自民党総裁を退任する=首相を辞めるということが盆の間にはっきりした。
次の首相が誰になるかは知らないが、新首相の下で解散総選挙が早々に行われそうだという話になっているらしい。
誰になるのかはここでは話題にするつもりもないが、解散総選挙が近くあるというのは中3生の学習にとっても影響が大きい。
まさにこれから社会の公民で習うことが現実の社会で繰り広げられそうなのである。
数年に一度のチャンス。
今年の中3生は3年ぶりの「幸運な」学年になるかもしれない。
この秋に総選挙があるなら3年前の中3生なみに幸運中の幸運だ(彼らのときも中3の秋に解散総選挙があった。岸田政権ができた直後だ)。
一般に、社会の学習は好き嫌いがはっきりしている。
学習する上であらかじめ関心を持っておき、さらにできれば好きになっておくに越したことはない。
無関心かつ嫌々渋々学習しようものなら、最後は無理矢理頭に詰め込むしかないが、多少なりともニュース等を関心を持って見ていれば、頭にすっと入っていくだろう。
公民の学習が簡単に済めば、そのぶん他教科の学習に時間を割くことができる。
中学生に関心を持って見ろと言ってもなかなか難しいかもしれないが、彼らも数年後、18歳になれば有権者だ。
衆議院解散→総選挙→首班指名→新内閣発足という政治の重大な流れくらいはニュースで追っておいてほしいと思う、という話を先日の盆明けの授業でしたのだった。