「桜は満開から一週間ぐらい楽しめる」とNHK夜7時のニュースの気象情報担当、晴山さんが言っていた。
へえ、意外に持つんだなあ。
言われてみれば満開を迎えたからといって一日二日で見頃が終わることもないか。
満開になった桜には「雨が降って散るイメージ」が個人的に強く、見頃はもっと短い印象だったのだ。
・・・ということは今やっている春期講習が終わってからのんびり桜を楽しむこともできるのか。
来週の天気のいい日に近所の桜並木に車で出かけてそこから散歩しよう。
晴山さん、一時期私の姪(妹の子。先日第一志望の大学に無事うかったと書いた子)に何となく雰囲気が似ている感じがあって、それで名前も覚えてしまった(ちなみに今は全然違う)。
そもそも気象情報担当の晴山さんってまるで運命の人のようだ。
雨山さんとか嵐山さんだったら・・・。関係ないか。
閑話休題。
そもそも仕事柄「7時のニュース」なんて見ることは数十年全くなかったのだが(この塾を始める前、前職の頃からずーーっと7時台にニュースどころかテレビなんてほとんど見ていない。当たり前だが仕事中だ)、NHKプラスというもののおかげで今は帰宅後の深夜にテレビをつけても7時のニュースをタイムシフトで見られる。
時間のあるときには「国際報道2024」とか「ニュース9」あたりも見ている。
便利になったものだ。
ニュースそのものはネットで個々の記事をチェックしたほうが手っ取り早いのかもしれないが、今日一日の(オンラインでなく)リアルの世間で何がより重要な話題になっているかを知るという点で、ニュース番組をまるごと見るというのは意味があると思っている。
そんなに意味があるというなら録画して見ればよかったのでは?と言われそうだが「ニュースを録画する」なんてことは野暮だし面倒だ(ほとんどの理由はこっち)と思い、やったことがない(と思う)。
かくして数年前からNHKプラスをリビングのテレビで見るようになったのだが、その前はそのリビングのテレビをネットにつないで民放のYoutubeチャンネルのニュースだったりAbemaのニュースを見たりしていた。
その前は・・・タブレットでネットの記事をチェックしていたころもあったか。
ネットの時代になる前はテレビを何気なくつけて、そのとき流れてくる番組を何となく流していた。
当時、私が家に帰るような深夜にテレビをつけても通販番組とか何かの再放送とかよく分からないバラエティとかB級映画しかやっていなかったが、何もないよりはマシかなと。
この仕事を始めた頃の深夜のテレビは通販番組が全盛だった(今はあるのか知らない。地上波の放送を本当に見なくなった)。
通販番組で商品を紹介する人が面白かったので、前職をやめるときに「次は通販番組に出て商品を紹介する人になりたい」と半分冗談で前職の人たちに語っていた覚えがある。
半分冗談、半分弱ぐらいは本気も混じっていた。
どうやったらなれたんだろう。
通販をやっている会社に入っていろんな仕事に回されながらチャンスが到来するのを待つしかなかったのか。
それとも・・・よく分からない。
いずれにしろ、私は今は通販番組でなく塾をやっている。
この仕事を選んでよかった。
好き過ぎて働き過ぎた結果、3年前には倒れてしまい、生死の間を彷徨ったときもあったけど、今はそんなこともなかったかのように元気でいられている。
感謝しかない。