雪である。
昨日来た生徒が「明日雪になって学校休みになるかな♪」などといっていたが、その通りの展開になってしまった。
「♪」をつけている場合ではない。
昨晩そんな話をしていたときには風は強かったがまだちらつく程度で、私が帰宅する頃にはやんでいた。
「ニュースで大騒ぎしているがこの程度で済んだか」とほっとしていたのである。
それが今朝起きたら一面の銀世界。
朝からさらに降り続いてどんどん積もった。
午後、とりあえず出勤。
雪の積もった塾に突入(突入という感じが正解だった)。
塾の2階の下に車を止めて横を見ると、雪が吹き込んで玄関ドアの前まで積もっていた。
幸いドアは開いたが、雪がつかえてしまうぐらい積もっている。
事務室に入る。
蛇口をひねっても水が出ない。
やばい!と思った次の瞬間、ちょろちょとと水が出だして、しばらくしたら勢いよく水は流れた。
やれやれ。
昨晩から雪が積もっていて氷点下の冷え込みだったら、あらかじめ水を出して予防しておくのだが、そんなこともなかったので油断していた。
こんなことは久しぶりだ。
雪かきを始める。
一気に片付けるには量が多すぎる。
雪かきしても雪かきしても終わるような感じがしない。
そのうえまだどんどん降っている。
雪かきしていないまっさらなところで測ったら、膝上まで積もっていた。
50cmぐらいだろうか。
ここまで積もったのは何年ぶりだろう。
この塾を開いて初めて、なんてことはないが(大雪はこの塾でも開業前も経験済み)、これだけ短時間に一気に積もったのは珍しい。
さっきも書
いたが、昨晩帰るときには積もり始めるどころかやんでいたのである。
いたが、昨晩帰るときには積もり始めるどころかやんでいたのである。
外気温も車の表示で2℃ぐらいあった。
夜中でこの気温なら大したことにはなるまいとすっかり油断してしまっていた。
天気予報通り、若狭湾→琵琶湖→濃尾平野に大雪をもたらす雲が流れてきたようだ。
予報の精度は昔よりも上がっている。
昔はこういう予報でも空振りに終わることも多かった気がする。
その反対に「雪がちらつくかもしれません」程度のコメントで大雪なんてこともあった記憶がある。
今回は降る前からニュースではかなりの調子で警告していた。
果たしてその通りになり、名神高速道路は通行止め、塾の近くの国道21号らしき風景でトラックが立ち往生しているらしき映像も昼のニュースでちらっと映った。
とんでもない大雪である。
今日は塾も休講。
道路がかなり悪い。
こちらは来ていただけるように準備(雪かき)はしていたが、この状況で無理に来ていただいて事故が起こってはいけない。
雪かきは明日のために一応かたちになるところまでやっておいた。
明日「仕上げ」をしないと。
それにしてもこの雪、どこに置いておこう。
片寄せると塾に入っていただきやすくなるが、今度はとけにくくなるから痛しかゆしである。
雪の下の花を掘り返せなかった(そこまでの体力がなかった)のが悔しい。
無事でいてほしいと願う。