広告と入塾金

広告媒体は過渡期にあると思う。
  
  
  
  
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平成までの主流だった
・小回りが利く(狭い地域限定で広告ができる)新聞折込広告
・もう少し範囲が広げられる新聞掲載広告
・県域から地方全体、日本全国までのテレビ・ラジオ広告
これらの媒体がいずれも不調で、広告を出すのにふさわしいところかということが問われている。
  
  
  
  
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大きな会社もテレビ広告の価値に疑問符をつけているだろうし(私個人、本当にテレビを見なくなった)、新聞を購読する人は年々減っており(塾の片隅に残っていたかなり昔の資料と比べて塾周辺の新聞部数も大きく減っていた。開校以来お世話になっていた某新聞販売店さんも私が倒れて休業している間にお辞めになったようだ)、新聞掲載広告も新聞折込広告もその価値が揺らいでいる。
といってそれに代わるものが何かという確たるものがない。
普通に考えればネット広告ということになるのだろうが(大手はどんどんシフトしているのだろう)、大垣市の西部中・赤坂中校下限定で広告をしてはくれないだろう(というかできないだろう)
元からわりあい広く折込広告を打っていた業者はそれをネットに置き換えるだけだろう(ネットでもある程度の地域を限定することはできるが西部中校下限定なんていうごく小さな範囲は無理だろう)が、我々零細事業者にとっては頭の痛い時代がやってきた。
  
  
  
  
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例えば全戸配布の無料タウン誌(月1回ぐらいのペースでポストに放り込まれているもの)はどれくらいの人に見られているだろう。
私は表紙だけ見て(というか目に入っても)中のページを繰ってまでは見ないことが多いので、自分がそういう状態なのに宣伝効果だけ期待するのは虫が良すぎる。
私がおかしくて、みなさん目を皿のようにして隅から隅まで見ているのかもしれないが。
  
  
  
  
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今のところ、昔よりもはるかに威力が落ちているだろう折込広告を出すしかないかなと思っている。
といっても、近年はそんなわが塾でも広告だけを見て扉をたたいてくださる方はほとんどいなくなった。
前からどこかでお聞きになっていて、そこへ広告が折り込まれていたためにお申し込みをいただくきっかけになったという方が近年はほとんどだ。
この塾ができたときは、開校当初に出したチラシを握りしめてお越しになった方がいたり、数か月前に出した広告を握りしめてお越しになった方がいたりしたものだ。
  
  
  
  
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今となってはすべてが懐かしい。
  
  
  
  
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知らない方に知ってもらう広告宣伝活動は必要だ。
宣伝しなくてもお越しいただけるのが一番ありがたいかもしれない。
が、友達紹介だといってキャッシュバックをするようなことは(一時期流行ったが)うちは一切やってこなかったし、これからもやるつもりはない。
ご紹介をいただいてお越しいただくのもありがたければ、広告で初めて知ってお越しいただくのもまたありがたい。
だから「塾生の紹介で来られた方は入塾金無料」とかもやっていない。
この塾にお越しいただく方はみなさん大事だからどなたでも「入塾金無料」。
開校当初は(開校当初なので)入塾金無料で始めて、しばらくして落ち着いたころに一時期入塾金をいただいていたが、そういう経緯で入塾金は廃止した(無料にした)
いつからか正確には忘れたが、もう20年以上にはなるかもしれない。
少なくとも昨年今年というレベルの話ではない。
  
  
  
  
  
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