昨日で倒れて丸4年ということは昨日書いた。
つまり今日からは5年目に突入する。
この節目に、倒れてから復活するまでの日々のことをいろいろ思い起こしている。
あのとき、入院中の終盤にはからだがどんどん動けるようになっていって現場復帰する気満々でリハビリに励んだ。
「現場復帰するんだ」という意欲がリハビリのモチベーションにもなったのもある。
退院して自分が入院してからどうなっていたかの現実を知った。
そして身体は動いてもまだ体力が完全に元には戻っていなかった上(このブログにも当時書いたことが残っているが、退院してしばらくは階段の上り下りも恐る恐るだった)、コロナ禍の最中でもあったので再開を躊躇するようになっていった。
実際、ありがたくも再開を問い合わせてくださった方に対しても「先のことは何も決まっていない」と返事するしかなかった。
退院直後しばらくはそれが正直なところだった。
3月末にあの年 高校に合格した子たちが集まってくれた。
私が目の前からいなくなっても立派に勉強し続け、無事に高校に合格して全員揃って集まってくれた彼らの姿に感動し、そこから私の心に火がついて、次第に塾再開へと傾いていった。
倒れて3か月ぐらい後(もちろん退院後)、まだ残っていた塾のインターネット回線を解約している。
それが4年前の当時の、定まらない私の心境を表している。
(おかげで電話とネットの引き直しにはずいぶん手間取った。まだコロナ禍で工事がなかなか手配できない時期だったことも災いしてしまった)
あれから4年。
元通りの生活をしている今の自分のことを一番伝えたい相手は、当時の自分である。