高校見学の今昔

夏休み中の高校見学申し込みの時期だ。
かつて高校見学は中学校がとりまとめて申し込んでいた。
大昔には中学校の先生が当日引率(というか当日現地での参加者確認)までしていたような時期もあったと記憶している(これは記憶違いかもしれない)

時代は流れ、今や高校見学はネットを使って個人単位で高校に申し込み、各自の責任で参加するものになった。
ICTがそれを可能にしたのだろう。
電話やFAX、郵便で申込受付をしていたら、とてもではないが個人単位での申し込みなんて高校側が対応できないだろうから。
中止など不測の事態もウェブサイトで告知するとしている。
ネットがあっても端末がPCだった時代と違い、今ならスマホがあり、ほとんどの人がインターネットにアクセスしている。
実施は夏休み中でもあるし、それでよいと思う。

高校側にとってはあまり負担減にはなっていないかもしれないが(むしろ中学校でとりまとめてくれた時代のほうが高校側は楽だったかもしれない)、中学校側にとっては大幅な負担減であろう。
自己責任になったというより、今まで中学校がいろんなことを背負い込みすぎていたのだろうと思う。
現場の負担軽減になる新しいものはどんどん採り入れたらよい。