鳩山由紀夫氏に替わって、菅直人氏が首相になった。
また、1年も経たずに首相が交代した。
今の中3生が生まれたのが1995年(か96年)。
当時の首相は社会党の村山さんだった。
以後、橋本→小渕→森→小泉→安倍→福田→麻生→鳩山→菅と
10人目の総理大臣が誕生したわけである。
15年で10人・・・・。
ちなみに同時期のアメリカ大統領は
クリントン→ブッシュ(Jr)→オバマで3人。
韓国の大統領は4人だった。
大統領制と議院内閣制は違うからなあ、と言うことで
イギリスの首相を引っ張り出してみたら
メージャー、ブレア、ブラウン、キャメロン
この前就任したばかりのキャメロンさんで4人目だった。
ならばドイツの首相は、と思って調べたら、
コール、シュレーダー、メルケルで3人。
そう言えばドイツの首相は連立政権の割に長くやる傾向だったなと
思い出して、
ならば日本と同じくころころ変わる印象の強いイタリアはどうだと
調べてみた。
ベルルスコーニ、ディーニ、プローディ、ダレーマ、
アマート、ベルルスコーニ、プローディ、ベルルスコーニ
おお、8人か、予想通り結構替わっているな、と妙に安心?したが
イタリアはそれ以前の時代も含めて
同じ人の再登板が結構あることを思い出した。
ベルルスコーニも3回目だし、その前のプローディも2回やってる。
だから延べ8人だけど実質5人なんだなあ・・・。
日本でも、戦前は桂太郎と西園寺公望の桂園時代の例だけでなく
再登板は結構あった。
戦後はあの吉田茂以後、そう言う事例はないはずだが、
そういうことでもしないと、
首相のなり手が本当にいなくなるのではないか。
じゃあ具体的に誰か再登板してほしい人は?と訊かれると
答えに窮してしまうのだけれども・・・。