何もかも高い…政治家はひとごとなのではないか シングルマザーにぜいたくなどもってのほか:中日新聞Web
https://www.chunichi.co.jp/article/1096965
という記事を紙のほうの新聞で見つけてネットにも上がっていたのではっておく。
これについて政治的な主張をここでしたいということではない。
この記事の中で
離婚後は「ぜいたく」などもってのほかだった。遠出することはなく、娘には旅行どころか部活や習い事も満足にさせてやれなかった。唯一、高校受験を控えた時期にせがまれた塾の冬期講習には通わせた。3カ月で約20万円。「私、塾のために働いている」。年収約230万円の派遣社員だった当時、そう感じるのを抑えられなかった。
という部分があり、「へえ、今どきの塾はそんなにかかるのか」と(自分も塾をやっていながら)思ったのだった。
3か月ということは冬期→直前(12月~2月)というところだろうか。
これを読んで弊塾の授業料を改めて確認する。
公式サイトの受講料案内にすべて料金は掲載している。
このページの下のほうに月々のお支払い額も載っており、それを合計すれば年間の費用も出せる。
中3生は丸一年間、教材費まですべて込みで総額309,000円。
弊塾は中3の12月から入っていただくことはできないが、12~2月の3か月分だけ切り取ったらそこで必要な教材費を入れても10万円はかからない。
いや、決して安さを追求しているのではないが、それだけ受講料の相場が違うことに改めて驚いたのだった。
10万円だろうが20万円だろうが高いと思う方は高いし、そうでない方にはそうでないのだろうから、どこが適正価格かというのは難しい。
しかし、最低限「塾の運営の持続可能性」という基準は守らないと塾は終わってしまう。
従業員を抱える企業体の塾なら、従業員の生活も考えなくてはならない。
それが持続可能性ということになるだろう。
子どもを塾に送る保護者のみなさまの立場にも思いを致す。
みなさんがお子さんのために少なくない金額を出してお子さんを塾に送り出されておられる。
それは弊塾の塾生のご家庭も同じこと。
そのことは常に肝に銘じて仕事をしていかなければならない。
いろいろ考えさせられる記事であった。