脳幹出血からの帰還23  自宅療養生活(8)

懐かしの玉宮地区(というほど行っていない)

 岐阜県独自の宣言(と言うか制限)が先日解除されたというのでニュースで岐阜市内の「繁華街」が紹介されていたが「柳ヶ瀬」ではなく「玉宮地区」だった。昔の人にとっては柳ヶ瀬なのだろうが、我々の世代よりも下にとってはちょっと洒落た居酒屋の並ぶ玉宮地区のほうがなじみがある。数度訪れた店もいくつかあるが、倒れる前からコロナ禍のせいで出かけていない(オンライン飲み会を数回やったかな)。私がこうなって、酒を断って(といっても無理に意識的に断っているわけでないがごく自然にそうなっている)、もう二度と玉宮町界隈に飲みに行くこともないかもしれない(なんて書くとまるで常連みたいだが、そんなにお金も暇も無いからたまにしか行ってなかったよ)。残念だがそれも仕方が無い。

断酒・断酒・断酒ではないが

 今は健康的な生活だ。毎日適量の飯を食い、早く寝て早く起きる。目覚まし時計を使わなくても5時台には目が覚める。中学生以前のような生活だ。考えてみれば大学生の頃からこの業界にはまって夜型の生活になっていたから(思えば大学生の頃は大変だったな、若いからできた)、今の生活は10代の頃以来だ。体重がじりじりと増加しているようにも思えるが体脂肪率が減少(本当かな)。とうとう15%台をつけ出した。何度測り直しても同じような値を出すから、機械的にはそうなのだろう(本当かな)。別にダイエットを目的に生活しているのではなく、結果として血圧が上がらなければよく、入院生活で結果的に肉(必要な筋肉まで)が削ぎ落とされてダイエットした状態になっている(それはそうだろう。特に前半は満足な食事をとっていなかったのだから)だけなので、それほどは気にしていない(その割には毎日、ヘルスメーターにはのっているのだが)。

落ち着きつつある血圧

 退院して自宅生活になったすぐは懸案事項だった血圧も、ここしばらくは130~140台を安定してたたき出し、たまに120、110台も出るようになった。家に帰ってすぐは170とか160もたまに出していたから(家族は慌てた)、なぜか分からないがいい傾向だ。そもそも入院時には普通に130台を出していたのだから不思議だ(たまに150、160台もあったが)。といってもいずれも薬を飲んでいる結果なんだが。家での生活に慣れたせいか、単に暖かくなっただけか。なぜだろう。